今日は鶴城コミュニティセンターにおいて、(社)認知症の人と家族の会福島県支部第26回定期総会が開催されました。私は市長としてお祝いを申し上げて参りました。
「家族の会」は本年、結成30周年を迎え、組織面では公益社団法人に移行し、家族の会の理念を新たに定めたそうです。新たな理念は、「認知症になったとしても、介護する側になったとしても、人としての尊厳が守られ日々の暮らしが安穏に続けられなければならない。認知症の人と家族の会は、ともに励ましあい助け合って、人として実りある人生をおくるとともに、認知症になっても安心して暮らせる社会の実現を希求する。」というものだそうです。また、福島県支部は現在県内7つの行政圏域に地区会を組織し、新たな理念の実現に向けて活動されておられます。
写真左から3枚目の右側の方は(社)認知症の人と家族の会福島県支部の佐藤和子 代表世話人代行です。ご紹介致します。
さて本市の取り組みは、認知症予防講演会や予防教室等を開催し認知症予防対策を推進しています。また認知症になっても住み慣れた地域で、その人らしく暮らし続けることができるよう、地域密着型サービスや地域包括支援センターによる地域包括ケアの整備の充実を図っております。また認知症サポーターの養成講座を家族の会の皆さんにも、講師としてご協力いただきながら開催し、現在までに、約千七百人のサポーターを養成しています。
今後も充実に向けて取り組んで参ります。
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