昨日衆議院環境委員会が開催され、以下質問いたしました。
ゴミのポイ捨て対策についてであります。
海洋プラスチック問題の原因の一つにゴミのボイ捨てや不法投棄が大きい原因だと私は考ます。
環境省としてのポイ捨てゼロを目指すべきと考えます。
そこで会津若松市では平成12年にポイ捨てや犬糞放置をする事を禁止し回収命令に従わない場合には二万円以下の罰則規定を盛り込んだ会津若松市生活環境の保全等に関する条例、通称ポイ捨て条例をつくり取り組んでいます。
国としてものポイ捨てゼロを目指し罰則規定がある法律を整備してありますので国民にポイ捨ては犯罪であること周知徹底すべきと思いますが、お考えと対応についてお示し下さい。
また各地方自治体と連携してポイ捨て防止する条令等の普及促進を目指すべきと思いますが、お考えをお示し下さい。
次に国立公園の課題解決についてであります。
磐梯朝日国立公園にある猪苗代湖のヒシ対策についてであります。
ヒシは水草の一種で湖沼などで繁殖する水生植物です。近年猪苗代湖では大量にヒシが繁殖しています。ヒシを湖中で枯死させたままにしておくと水質悪化の一因とっており、また水質浄化に役立つとされるアサザの生息地帯を脅かす存在でもある言われています。
またヒシの実は大小様々で歪の形で先がとんがっており砂浜を歩いていると足に刺さり怪我をする危険もあります。
そこで地元のボランティア団体等が定期的に多くの関係者の方々が参加されヒシの除去作業が行われています。
環境省として、そのボランティア団体等へ支援し猪苗代湖のヒシ被害対策に取り組むべきと考えますが、お考えをお示し下さい。
またヒシやヨシの堆積した土壌がたまっていることが水質の悪化の原因の一つと考えられます。早急に堆積土壌を撤去すべきと思いますが、お考えをお示し下さい。
次に再生利用土壌対策についてであります。
飯舘村長泥地区における再生利用実証事業として除去土壌を再生利用し農地を造成しておりますが、私はこの事業を環境政策のモデル事業にすべきと考えます。例えば農地は肥沃な土壌が必要であり、食品残債等を活用したコンポスト等を活用し、さらに猪苗代湖のヒシやヨシ等の堆積土壌を活かし肥沃な農地に利用するすべきと考えます。
そしてその造成された農地にケナフ等を栽培しセルロースナノファイバーやリグニンを取り出し、新たなプラスチックに変わる新素材として活用など環境としての理想的な循環政策として取り組むべきと思いますが、お考えをお示し下さい。
国立公園についてであります。
まずビジターセンターのあり方についてであります。
全国の国立公園各地にビジターセンターが整備されています。尾瀬や裏磐梯、三陸など私も各ビジターセンターを視察して参りました。どこも立派な施設であり尾瀬では新たなビジターセンターが建設されています。
ビジターセンターは訪れる方々にその国立公園の魅了を伝える目的が大切だと思います。四季折々の魅了や素晴らしい景観、動植物などを写真や映像で伝え、又訪れたいと思って頂けるような活かし方に意を用いてマネジメントをすべきと思いますが、環境省が自主性をもち取り組むべきと思いますがお考えをお示し下さい。
さらに尾瀬国立内の尾瀬ヶ原や磐梯朝日国立公園の裏磐梯を視察した折り、木道等が破損している箇所を確認致しました。穴が空いていたりしており危険な箇所もありました。安心・安全に国立公園を楽しんで頂く為にも国立公園内の木道などの整備するための予算を確保し対応すべきと思いますが、お考えをお示し下さい。
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