今日は、鶴ケ城南走長屋入口において、鶴ケ城の「銀の鯱(しゃちほこ)」の特別展示のオープンセレモニーを開催致しました。
この銀の鯱は昭和40年に鶴ケ城天守閣を再建した際に受託業者より寄贈を受けたものであります。鶴ケ城の鯱の存在については、戊辰戦争後に撮影された写真には写っていないため、さまざま議論はございますが、古い絵図には天守閣に鯱が描かれていることから、往時の天守閣には鯱があったものと推察されます。
写真左から2枚目の向かって左側、天守閣の上では北側に据えられている方が雄(オス)、右側が雌(メス)で、高さはどちらも155cm、重さは約200kgです。
目には2カラットの人口ダイヤモンド(と言われている)がはめ込まれており、口と歯は純金、うろこは銀箔が貼られております。(写真左から4枚目)。本日から11月23日までの間、再び間近にご覧頂く事が出来ます。また、鯱の展示と合わせて、若松城天守閣再建の記録映画などもご覧いただけるよう企画しておりますので、多くの市民の皆様、さらには全国の皆様にも是非この機会にお出で頂きたいと思います。
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