今日は会津大学において会津若松市幼児教育振興大会が開催されました。私は市長としてご挨拶を申し上げて参りました。さて、子どもたちにとりまして、幼児期は生涯にわたる人間形成の基礎が培われる最も大切な時期であり、この時期に行われる教育は、子どもの心身の健やかな成長を促す上で、極めて重要な意義を有するものと認識しております。
本市では、平成20年度末に策定さた「幼児教育振興プログラム」に基づき具体的な施策を展開しながら、全市的な幼児教育の推進に取り組んでいるところであります。また「幼稚園就園奨励費補助」をはじめ、「幼稚園運営費補助」、「預かり保育推進事業補助」、さらには、「心身障がい児教育費補助」を実施するなど、幼児教育の環境整備・充実に努めているところであります。
現在、国においては幼保一体化を目指す「(仮称)こども家庭省」の設置や「(仮称)新こども園」構想の検討に入るなど、子どもたちを取り巻く社会的環境が大きく変化している状況にあります。
しかしながら、どのような社会情勢が変化しようとも次代を担う子どもたちの健やかな成長を促すためには、家庭、地域社会そして幼稚園の三者が、それぞれの機能を発揮するとともに、相互に補完し合いながら役割を果たしていくことが大切であると考えております。
写真左から3枚目の左側の方は会津若松市幼児園協会の中村正真会長さんです。ご紹介致します。
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