今日は会津若松ワシントンホテルにおいて会津若松観光物産協会の総会を開催致しました。
私は会長として対応して参りました。
昨年度を振り返りますと、一昨年の100年に一度といわれる世界経済危機の影響の余韻が残る厳しい経済情勢下のもと、会津観光にとっても厳しい年でありました。しかし、これまでの地道な取り組みに加え、NHK大河ドラマ「天地人」の放映を契機とした積極的な観光誘客活動の展開や極上の会津プロジェクト事業の推進による広域観光の取り組みなどが功を奏し、昨年度の観光客入込数が344万7千人を数えました。まさに外的要因に大きく左右されることのない本物の観光地として、その基盤整備が着実に実を結んでいることが実証されたのであります。
しかしながら、昨今の激しい観光誘客合戦が全国各地で繰り広げられております。ですから、この「会津」を名立たる観光地から抜きん出たブランド力のある本物の観光地として今後更なる高みに押し上げていく為には、本協会が時流に即した組織体制の強化及び経営体質の改善を図る必要があります。また、地域の総力を挙げた魅力の提案を行っていけるよう観光や物産に関係する分野だけではなく地域づくりに携わる会員相互の、そして異業種間のより一層の連携が必要であると考えます。今後は地域に目に見える形で利益をもたらす、会津観光ビジネスモデルの構築に向けた取り組みを強く推進して参りたいと考えております。
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