今日は郡山市こども総合支援センターニコニコこども館において猪苗代湖環境保全推進連絡会定期総会を開催致しました。さて近年、猪苗代湖の水質は中性化が進み、自然の浄化作用の低下により、CODの増加や大腸菌群数の環境基準超過が問題となっております。特に大腸菌群数は平成18年度以降、環境基準を満たしたのは平成20年度のみであり、全国の湖沼水質ランキングでも上位から外れることが多くなっております。
当連絡会は猪苗代湖の環境と水質の保全を目的として設立致しました。これまでビーチクリーナーによる湖岸清掃等の環境美化活動や環境フォーラムの開催による意識啓発活動など会津若松市、郡山市、猪苗代町の二市一町が連携・協力して猪苗代湖の水環境保全に取り組んで参りました。今年は水草の回収と堆肥化及びその利用を促進する事業を実施致します。
この事業は猪苗代湖北岸の水草が腐敗することで湖水を汚濁させることから、これを取り除く仕組みを作ろうとするものです。水質ランキング日本一を目指し取り組んで参ります。
また、放射線については定期的なモニタリング調査の結果安全であり湖水浴に影響がない事が証明されました。
観光客が増える夏に向けて関係機関一丸となって猪苗代湖の安全性を積極的に訴えて参ります。
写真左から2枚目の左端の方は郡山市の原正夫市長さん(写真左から3枚目の右側の方)です。右端の方は猪苗代町の前後公町長さんです。ご紹介致します。
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