今日は会津図書館の閉館セレモニーを行いました。
今日から会津図書館は閉館し来年3月にオープンする生涯学習総合センター・会津稽古堂へ移転し新たに開館致します。会津図書館は明治36年7月に市立図書館としては日本で第一号の文部大臣の許可を受け、翌年の明治37年2月に若松市立図書館として開館しております。設立においては東京帝国大学総長の山川健次郎先生、作家であり政治家であった柴四郎先生をはじめ、藩校日新館の教育を引き継ぐ有能な旧藩士が、戊辰戦争後に各地でその才能を開花させ、支援者として名前を連ねています。
本日、閉館する会津図書館は昭和44年7月7日の市政70周年の記念の年に老朽化した旧会津物産陳列館跡から移転し開館致しました。開館時は東北でも屈指の市立図書館として視聴覚室や特許室など、同時の最新の機能が整備されていました。しかしながら、施設の機能の不足と蔵書能力の限界のため、現在での図書館でのサービスの充実には限界があり、新図書館の整備は、本市の重要な課題となっておりました。その整備は大きな懸案事項でしたが、中央公民館との複合施設として整備計画に位置づけ、平成18年2月に基本構想を策定し、整備に取り組んで参りました。来年3月には会津図書館がかつて設置されておりました、会津物産陳列館があった旧地に生涯学習総合センターとして開館することになりました。
写真左から2枚目は歴代館長の皆さんです。写真左から5枚目の左側の方は会津図書館の堀金靖館長です。
ご紹介致します。
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