今日はホテルニューパレスにおいて、湯川を美しくする会の創立30周年記念式典が開催されました。私は市長としてお祝いを申し上げて参りました。
さて30年前、本市の市街地を流れる湯川は宅地化の進行や生活排水等の流入により、大変水質が悪化しておりました。こうした状況に危機感を抱き、湯川に清流を呼び戻そうと市民一人ひとりが力を結集し「湯川を美しくする会」が創設されたのであります。以来、その活動は「水生生物」の調査による水質調査をはじめ、清掃活動、メダカの学校の創設など多岐にわたり、様々な活動やイベントを通して、地域住民の河川に対する理解を深めると共に、河川の自然保護、河川愛護の思想を育む活動を行い、本市における水環境保全の中心的な役割を担ってこられました。
こうした取り組みにより、環境省からの表彰をはじめ、平成19年には日本河川協会河川功労者表彰を受賞されるなど、皆様の真摯な取り組みは内外から高く評価されており、大変心強く感じております。 さらには、市で実施しております河川の水質調査におきましても、湯川の水質は確実に改善されており、下水道事業をはじめとする生活排水対策と共に皆様のご努力の両面が実を結んだ賜物と深く感謝申し上げます。写真左から3枚目の左側の方は湯川を美しくする会の坂内正嗣会長さんです。ご紹介致します。
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