私の市長時代に会津若松市河東町地内に工業団地を造成し、全国第一号のバイオマス発電であるグリーン発電会津を誘致して参りました。
グリーン発電会津は木質バイオマス発電により生まれた電気を電力会社の送電網を使用してお客様に供給する発電事業者です。
これまでその多くが山林に残置されてきた山林未利用材を木質バイオマス発電所専焼燃料として長期的かつ継続的に使用することが出来るのです。ですから地域林業の活性化及び森林の持続的な再生という資源循環型社会の実現に繋がると期待しています。
森林をどのように守り活性化すべきかが大きな課題でした。私はこのバイオマス発電を最大限に活用し、今まで活かされなかった間伐材などの未利用材を資源として活かし会津の森林を守り林業の活性化に取り組んで参りたいと考えています。
★発電諸設備の概要(小規模分散型木質専焼バイオマス発電施設)について
■商業運転開始は平成24年7月。
■敷地面積は約10.000�u。
■ボイラ型式は小型循環流動層(CFB)ボイラ。
■発電規模は約5.000KW(約10.000世帯分)。
■発電方式は蒸気タービン駆動。
■燃料使用量は年間約60.000t(木質チップ、水分40%ベース)。
だそうです。
木質バイオマスの利用は、カーボンニュートラル、エネルギー自給率の向上、森林の健全育成への貢献、地域の活性化、などのメリットが期待されます。
ですから東日本大震災や原発事故による電力対策や森林施行などに貢献する施設が誕生したのは大変嬉しい事であり会津地域の活性化に期待しています。
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