衆議院議員 かんけ一郎のブログ

今日は佐川官兵衛顕彰碑前において、会津藩家老 佐川官兵衛氏の顕彰碑前祭が執り行われました。さて会津藩は慶応四年の鳥羽・伏見の戦いに端を発した戊辰の役の戦乱に巻き込まれ、多くの殉難者を出し無念の涙を流しました。
そうした中にあって佐川官兵衛氏の奮戦ぶりは会津藩だけでなく敵方にも広く知れ渡っており、鳥羽・伏見の戦いにおきましては、右目を負傷するも怯むことなく不利な戦況に浮き足立つ、味方の士気を鼓舞し、猛然と敵に立ち向かう不屈の姿は敵をして「鬼官兵衛」と恐れせしめたと伝えられています。その一方で、西南戦争に警視庁の巡査として参戦した阿蘇の地では、部下に略奪や暴行を一切禁じ、地元の人々を大切にしたことから、「鬼様」の愛称で慕われていたと言い伝えられております。戦死後、１３０年過ぎた今日にあっても、剛直・勇猛果敢にして清廉潔白なその人柄は全国の多くの方々から尊敬を集めているところであります。
また最後まで戦い抜き武士道を貫き通した彼の生き様は現在でも多くの人々の心をとらえ共感をよんでおり会津に生を受けた私たちの誇りであるだけでなく、終焉の地である熊本県南阿蘇村の方々にも尊敬され、両地はゆかりの地として現在もその絆を深めているところであります。写真左から１枚目の右側の方は佐川官兵衛顕彰会の高木厚保会長さんです。ご紹介致します。