今日は東山院内天寧寺本堂において平成23年度・第52回田中城代家老及び萱野権兵衛・郡長正父子並びに先賢顕彰・供養会が開催されました。
会津藩は慶応4年、鳥羽・伏見の戦いに端を発した戊辰の役において、無念のうちに巻き込まれ、多くの殉難者を出しました。この戦いは、私たち会津人にとって今も深い悲しみと痛恨の念を残しております。
その中におきましても、心打たれるのは城の明け渡しと藩主の助命嘆願などに力を尽くし、戦いの責任を一身に背負って切腹した萱野権兵衛をはじめ、会津士魂を身をもって発揮された先人の方々であります。
先人が示された尊い殉難の精神を胸に深く刻み、市民の皆さんが豊かで安心して暮らせる魅力ある会津若松を築いて参る考えであります。
このように辛い時代を乗り越え復興してきた会津であればこそ、この度の東日本大震災において、避難者の受け入れなどに全力で支援して参りたいと考えております。
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