昨日、菅直人首相は福島県庁で東京電力福島第一原発事故により放射性物質に汚染された土壌や、がれきの中間貯蔵施設を本県内に設置したい考えを表明されました。
政府は早急に放射性セシウム含有汚染処分・除染へのプログラムを策定して取り組むべきと私は考えます。
放射性物質が検出された「汚泥の仮置き・埋立処分」には限界があります。
従来、国が行ってきた放射性物質の処理を自治体に任せることじたいが問題です。「当面の取扱方針」ではなく、汚泥の汚染レベルや量などを踏まえ、処理方法や場所など、国の責任により具体的に示していくことが必要であると考えます。
国は福島県を一日も早く再生し安心して住み続ける事が出来るようにする責任があります。
汚泥は最終処分場で処理するめにも必ず除染しなくてはなりません。
今、様々な除染技術が開発されています。
ですから具体的な除染プロジェクトを実施すべきだと考えます。
当然最終的な放射性物質は国の責任で処理すべく検討すべきです。除染プロジェクトは最終処理方法と一体であることは言うまでもありません。最終処理については、例えば無人島の地下や、軍艦島の地下など戦略をもって対応すべき最重要な課題であると考えます。
単純に福島県に中間貯蔵施設を設置する発想は戦略なき施策だと言わざるを得ません。大変遺憾であります。
政府は早急に戦略的な福島県再生プロジェクトのアクションプランを示すべきと考えます。
強く政府へ訴えて参ります。
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