昨日は予算委員会第6分科会で質問致しました。以下質問要旨です。
東京電力福島第一原子力発電所における仮設配電盤にネズミが原因とみられる停電で冷却系が停止した事故や地下貯水槽から汚染水の漏えい問題は東京電力の安全対策や国の対応がいかにずさんである事が明らかになったと思います。国民や原発事故被災県である多くの福島県民の一日も早く原子力発電所事故収束の願いを裏切る結果になったと考えます。二度と繰り返さない、一日も早く原発事故を収束させる観点から以下についてお聞き致します。
国の対応についてであります。
まず東電から国へ報告があったのは、いつ、どこへ、ですか。お答え下さい。
4月5日(金)2号地下貯水槽からの汚染水の漏えいを発見し東京電力が汚染水漏れについて初めて記者会見を行っています。
4月7日に原子力規制委員長指示として原子力規制庁から東京電力へ指示がされています。
しかし委員長が現地を視察され現場検証をされたのは4月13日ですが、果たして有事の際には現場を確認する、現場主義が大切であると思います。規制委員会として4月5日以後速やかに現場を検証し事故状況を確認して速やかにそして適切に指示すべきと考えますが見解お示し下さい。
次は監視体制についてであります。
次に地下貯水槽から汚染水が漏えいした原因や4月5日に漏えいを発見されましたが、それ以前は漏えいはなかったかどうかについてお示し下さい。
安全対策が重要であるのは当然と考えますが、地下貯水槽の設計、施工のあり方は安全管理上問題はどうですか。
地下貯水槽設置にあたり手続き的には国は具体的にどこがどのように関わったのかお答え下さい。
旧原子力安全・保安院が設計を容認し原子力規制庁が完了検査を行ったのであれば国の責任もあると考えますがいかがでしょうか。
今後のタンクに移送するとの事ですが、タンクから絶対漏えいしないように万全な安全対策が重要であると思いますがどのように対応されるのかお示し下さい。
毎日400トン発生する汚染水の処理を今後どのように対応するのかが最大の課題です。
オーバーフローする訳にはいきません。海や地下汚染は絶対避けなければなりません。どのように検討され、どのように対応されるのかお示し下さい。

原子炉の被害状況は深刻だと考えますが二年間以上経過しても未だに状況確認がされていない事が問題だと思います。早急に格納容器の損傷やメルトダウンの状況、原子炉地下の地下水汚染など、まさに原発事故の現状を徹底的に調査し解明すべきと考えますがお考えをお示し下さい。

避難地域の解除や帰還計画は原発事故の安全や収束が前提です。しかし、この度の汚染水漏えい問題などのの現状を踏まえますと管理がずさんであり、汚染水の抜本的な解決が課題であり、格納容器など原子炉の現状も確認出来ていない現状です。このような現状を確認して早急に帰還出来るかどうか国の責任で示すべきと考えますがいかがでしょうか。

私はもはや東京電力任せは限界だと思います。国家プロジェクトとして国と東京電力が連携し一日も早く汚染水対策など原発事故を早期収束に取り組むべきと考えますがいかがでしょうか。
東京電力だけでなく広く世界の英知や技術力を結集し早期収束に取り組むべきと考えますがいかがでしょうか。

避難命令についてであります。
福島第一原子力発電所事故当時のスピーディーはなぜ活用しなかったのですか。
現在の福島第一原子力発電所事故状況を踏まえれば、いざ有事の際には、国民の生命を守るために迅速、適切に当該市町村を通し国民へ避難命令を出す責任があると思いますが、どのように対応されますか。
お示し下さい。

有事の際の指揮命令系統の一本化を制度的に確立しておくべきと考えますが、現状と今後の対応についてお示し下さい。

磐越道などの高速道路の整備について
平成16年の新潟県中越地震により関越自動車道の一部区間が約二週間にわたり通行止めになったのにかかわらず、磐越自動車道と上信越自動車道の広域ネットワークが迂回路として機能したのであります。
そして平成23年3月11日の東日本大震災においては磐越自動車が日本海側の物質の輸送ルートとして機能したのであります。
まさに磐越自動車道は災害時に大変貢献したのであります。

高速道路は災害時の様々な輸送ルートとして機能する事が証明されました。
東日本大震災において、磐越自動車が緊急輸送路として重要な役割を果たしたように、災害時の高速道路の役割は大きいと考え国の責任で整備すべきと思いますが見解をお示し下さい。更に防災機能を強化するため、磐越自動車は四車線化すべきと考えますが今後の見通しについてお示し下さい。
です。

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