今日はルポール麹町において国際リニアコライダーに関する懇談会が開催されました。
私は来賓として出席して参りました。
国際リニアコライダーの東北誘致を求める決議がされました。その内容は、
国際リニアコライダー(ILC)は、基礎科学の研究に飛躍的発展をもたらすだけでなく、加速器や測定器をはじめとする多くの先端技術の開発と実用化を促進させ、21世紀の「科学と技術」を大きく前進させるビッグプロジェクトである。
ILCが建設される地域には、世界最先端の研究を行うため多くの人材が集まり、同時に精密実験を支える先端技術も集積し、世界中から優秀な人材と技術が集まる「国際学術研究都市」が形成される。
さて東北の北上山地には50Kmに亘る花崗岩が存在し、ILCの建設候補地として最も相応しい適地である。近くには新幹線や高速道路が通り、空港へのアクセスも整っているうえ、首都圏との接続も容易で利便性も高い。更に仙台や盛岡などの都市機能を備え近隣には中規模の市街地があるため生活環境を整える上での社会基盤は整っている。
東日本大震災から東北が復興を果たしていくためには長期間にわたり人々が心をひとつにし、夢を持って取り組んでいくことのできる象徴的なプロジェクトが是非とも必要である。そのため東北は今一丸となってILCの東北誘致を実現したいと熱望している。
国においては、ILCを国内に誘致することを速やかに決定し、ILCの実現による科学技術創造立国の諸施策を推進し、日本再生の原動力とすべきである。
また東北が東日本大震災からの復興を果たすための象徴的なプロジェクトとしてILCを位置づけていることに鑑み科学技術的評価により国内候補地が北上山地に一本化されたあかつきには国家プロジェクトとしてILCの東北実現を強力に推薦することを要望する。上記のとおり決議する。
という内容であります。
当然、全力で実現のために取り組んで参ります。
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