今日は衆議院予算委員会山梨地方公聴会が開催されました。私は委員として参加して参りました。
まず笹子トンネル天井板崩落事故の現場を視察し事故の説明を受けました。
発生日時は平成24年12月2日午前8時03分頃、発生場所は中央自動車道上り笹子トンネル内、発生状況は東抗口から約1.1Km付近においてトンネル天井板が落下。車両三台が下敷き。うち二台が火災となり焼損。死者9名、負傷者2名。
復旧状況は平成24年12月29日13時より下り線を用いた対面通行で開通、平成25年2月8日16時より上下線各2車線通行で開通し全面復旧。
トンネル天井板の落下事故に関する調査・検討委員会は換気の風圧によるボルトの引張力の一部が設計に見込まれていなかった。ボルト周りに充填する接着剤の一部が先端で固まっていた。35年間の換気風圧の繰り返し等で接着剤にきれつ。化学反応で接着剤が劣化。天頂部ボルトを12年間にわたり打音点検を未実施。の要因が複数作用し、累積された結果、致命的な事故に至ったと考える。としています。今後このような事故が繰り返さないよう、しっかりと対応すべきと考えます。
写真左から1枚目の方は衆議院予算委員会委員長の二階俊博団長さんです。ご紹介致します。
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