昨日は自民党本部においてTPP交渉における国益を守り抜く会が開催されました。
そこで下記の通り「決議」が採択されました。
さる4月24日、オバマ米大統領の来日に伴う日米首脳会談は、TPP交渉に重点をおいた会談となった。
甘利大臣とフロマン米通商代表との交渉は、翌朝近くまで及ぶという異例のものであった。
大臣をはじめ交渉官の尽力を多とするものであるが、交渉内容については報道が混乱を極め、我々国会議員及び関係者、国民に対しての正確な説明は乏しく、混迷と疑問は深まるばかりである。
よって、政府は下記のことについて、早急に対応を図られ、5月19日から予定されている閣僚会談に臨まれたい。

1.交渉内容について国民への十分な説明責任を果たすとともに、地方自冶体や農業界など各界の意見を十分に反映させること。
2.今後いかなることがあろうとも衆・参の国会決議及び党の累次の決議を守り抜くため全力かつ粘り強く交渉すること。
3.米国議会によるTPA決議なしの合意は、再交渉を求められかねない問題であり、混乱が予想されるため、TPA決議を求めるとともに、より慎重な対応で進めること。

以上決議する。
平成26年5月13日

自由民主党
TPP交渉における国益を守り抜く会

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