奥会津・昭和村の幻の、てづくり糸と言われる「からむし織り」の名刺入れを頂きました。
「からむし織り」とは我が国に現存する上布で、からむしを原料とするものは越後および宮古のみで、あとは麻織物といわれております。昭和村の、からむし生産の歴史は六百年といわれ、苧ひき といわれる繊維を取り出す作業までは平成3年に国の選定保存技術として認定されております。
昭和村に伝わる、からむし織りの技術が最近各方面より脚光を浴び、専門家の間でも原料及びその製法が高く評価されるようになったそうです。
原始的な手法により生産された、からむし織りは素朴な中にも高級な夏着などの材料として全国に誇れる素晴らしい文化であり、第一級品であると確信しています。
大切に使いたいと思います。
ご紹介致します。
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