今日は鶴ヶ城本丸において第25回麟閣移築記念茶会・鶴ヶ城大茶会が開催されました。
天正一九年(1592年)千利休が秀吉から切腹を命じられた際、会津城主蒲生氏郷は利休の子である少庵を会津に匿いながら秀吉に少庵の命乞いをし千家復興を願い出てようやく許されたのであります。ですから表千家、裏千家、武者小路千家があるのは蒲生氏郷公の貢献があったからであります。その少庵を会津で匿っていた時の茶室が麟閣であります。
この茶室、麟閣は戊辰戦争の戦渦を免れ市内の森川家に移築され大切に保存されてきました。平成2年会津若松市が市制九十周年を記念し鶴ヶ城の元の場所に移築復元されました。それを記念し毎年、鶴ヶ城本丸で会津最大の大茶会が開催されています。
お茶は素晴らしい日本の文化だと思います。
また鶴ヶ城をバックに野点の景観は抜群だと思います。この大茶会を世界に情報発信し外国の方々にも見て頂き、そして会津に観光においで頂きたいと思います。 きっと満足して頂けると確信しています。
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