昨日は会津稽古堂の1F市民ギャラリーにおいて会津人・松江春次没後60年 記念 絵画展・写真展・美術展が「シュガーキングと、その時代の南洋」をテーマに開催されました。
さて会津人であり第九代若松市長である松江豊寿の弟、松江春次は明治の終わりに日本で初めて角砂糖の製造に成功しました。彼は大正時代、南洋の島で精糖事業(南洋興発)を立ち上げました。多くの開拓民と共にジャングルを切り開き、畑を耕してサトウキビを栽培していったのであります。次々と立ちはだかる苦難にも不屈の精神で立ち向かっていき、精糖事業家としても大成功を収め、現地ではシュガーキングと呼ばれたのであります。
そのゆかりで会津若松市とサイパンは友好都市の締結を結んでいます。
また、松江春次公が多額の寄付のお蔭で会津工業高校に機械科が創設されたのであります。
本展は松江春次没後60年を記念して開拓時代のサイパン及び当地の精糖風景を描いた油絵と若き日から晩年の松江春次関連の写真、及び春次縁の県立会津工業高校同窓会「セラ友会」会員による作品を共同展示をしています。(チラシより抜粋)
10月27日まで開催しているそうです。ご紹介致します。
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