衆議院議員 かんけ一郎のブログ

以下質問内容です。

地方創生についてであります。
私はわが国の人口減少問題は国家の最重要課題であると考えます。
ですから若い世代に就労や結婚そして子育てを支援し出生率や出生数を増やす事を共通の目標とし、その成果に結びつくように様々な政策を取りまとめ活かし推進する事が重要であると考えます。
その実現に向けて各府省庁の「縦割り」を排除し、全省一丸となり、かつワンストップ型の政策を展開すべきであります。また地方自治体等が主体的に取り組む事を基本でありますので地方創生の推進体制における総務省の役割は重要であると考えますが総務大臣はどのような役割を担われるのか。またリーダーシップを発揮され積極的に推進すべきと考えますが、大臣のお考えと決意をお聞かせ下さい。

次に東京一局集中を是正するため、データセンター地域分散化促進税制を延長する事は民間事業所の移転促進につながり期待致します。
そこで伺いますが「先ず隗より始めよ」の諺があるように政府機関も対象に率先して地域に分散する事を検討すべきと考えますがお考えをお示し下さい。

次に合併算定替についてであります。
平成の合併から十年を経過し合併算定替の特例期間が終了し、交付税が減少することになると、私の地元では消防署を統廃合しなくてはならないという話も出ています。
消防のような行政サービスを行うことが出来るよう、国民の生命と財産を守り抜く為にも合併算定替の特例期間終了後の交付税算定について見直しが必要であり、総務省においてもそのための検討されてこられましたが、今後どのように対応されるのか大臣のお考えをお示し下さい。

人口減少における地方交付税のあり方についてであります。

・過疎の自治体は人口減少が続いていますので、今年の国勢調査の結果が交付税算定に反映される事で、交付税が急激に減少し、行政運営が成り立たなくなるのではないかと心配しています。そのような団体に対し、現在の交付税の算定において、どのような措置が講じられるのかお示し下さい。

・人口減少が急速に進んでいる過疎の自治体では、基礎的な行政サービスを提供できるようにするだけでなく、人口減少に歯止めをかけて、少しでも地域が活性化するため施策が必要であり、そのような取り組みに対して交付税による支援が必要であると思いますが大臣のお考えをお示し下さい。

さて今年の冬は日本列島が豪雪に見舞われました。私の地元でも自宅前の除雪作業中に、お孫さんが巻き込まれ亡くなった事故や除雪機械に挟まれ亡くなった事故など、痛ましい事故がありました。また、各自治体では多額の除雪費で予算がオーバーしています。除雪費への特別交付税を前倒しで交付されました事は評価致します。今後の特別交付税交付にあたり、しっかりと財政支援をすべきと考えますが、大臣のお考えをお示し下さい。

以上です。