相変わらず遅いアップで恐縮なのですが、11月5日に魚沼市柔道連盟主催の「第18回瀬下記念柔道大会」の懇親会に参加いたしました(本大会に参加する余力はありませんでした)。この席で大変懐かしい記念写真に出会いましたので、アップいたします。
私は小学生時代、「瀬下先生(記念写真右から2番目の赤帯の先生)」門下の諸先生が教えてくださっていた小出柔道会で柔道を習っておりました。この柔道会はなかなか強くて、県大会団体戦の小学校高学年の部で優勝しました(個人戦はありませんでした)。この記念写真はその時のものです。記憶は少々怪しいのですが、私はこの団体戦では「大将」を努めていたと思います(もっとも一番強かったのは、写真左から2番目の子で、僕はその子がポイントを取るためのダミーの大将だったと思います)。
柔道会は週3回夜7時から行われていました。子供の頃は流行の特撮ヒーロー「キョーダイン」とかといったテレビ番組の方を見たくて、ずいぶんつらい思いで参加していましたが、弱くて泣き虫だった私がそれなりに体力に自信を持てるようになったのはこの柔道のお陰ですし、何よりこの柔道会で、基本的な「礼儀」を教えてもらったのは、その後の人生で大いに役に立ちました。柔道である必要は全くないのですが、子供には是非、スポーツでも、踊りでも、音楽でも、工作でも、書道でも何でも良いですので、学校以外の場で多くの人と触れ合って、学校以外の世界があることと、学校以外の社会のルールがあることとを知る機会を持って欲しいと思います。また、国は子供たちがそういうことをする余裕のある教育体制を作るべきだと思います。
尚、懇親会の席にはかつての先生の息子さんが現先生として出席しておられたり、かつての小学校の同級生(集合写真前列右から2番目)が生徒さん(!)として参加しておられたりで驚きの連続でした。子供の教育は、まさにこうして地域で子供と触れ合ってくれる大人の皆さんの力で成立しています。
私の柔道はすっかり錆付いてどのぐらいお役に立てるか分からないのですが、何らかの形で、「わが師の恩」を返すことが出来ればと思います(因みに我が母校「灘高校」は嘉納治五郎先生が作った高校で、私は実はなかなかに柔道に縁の深い人生を送ってきたといえます)。
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