米山隆一の10年先のために

先述しました塚田一郎さんを励ます会で、今話題の麻生外務大臣が講演にこられました。講演の多くは北朝鮮問題についてでした。既に新聞報道もなされていますが、麻生外務大臣は、粘り強く日本の立場を訴えつつ、毅然とした姿勢を崩さないことを明言されました。下記のブログに記しているとおり、私は、日本政府は今回の件に対して、適切に対応していると考えています。今後の展開が注目されます。

さて下の写真は私の外務大臣がレセプションの席で話しているところです。「北朝鮮問題について話しているのだろう」と思われるかもしれませんが、残念ながら話題の中身は「ゴルゴ13」です。少々恥ずかしくてあまり公言していないのですが、実は私は麻生外務大臣に勝るとも劣らず漫画好きで、場をわきまえずずいぶん盛り上がってしまいました。

  一応麻生外務大臣と私の名誉の為に弁解しておきますと、「ゴルゴ13の話題」と言っても「大臣、事ここに至っては、賛美歌13番をリクエストして『G』にコンタクトをとるしかありません・・・」というようなブラックジョークを展開していた訳ではなく、大臣が講演の後半で触れられた「日本のソフトパワー」と関連して「漫画」が話題となりました。

　日本のソフトパワーは海外に行くとまさに実感されます。この日、年齢も立場もちがう大臣と私が「ゴルゴ13」を媒介に会話を楽しめたように、「ポケモン」「ドラゴンボール」「キャプテン翼」を出すことで初対面のアメリカ人、ヨーロッパ人と楽しめる事が多々あります。

大臣がJ-POPの例として出された「椎名林檎」（大臣が彼女を出されたのには正直驚きました。私自身はものすごくと言う訳ではないですが、結構好きです）は流石に一部のマニアを除いて知っている人は少ないのですが（それでもそういう「マニア」なアメリカ人もいることはいるので結構驚きます）、PUFFYはアメリカの人気アニメの主題歌を歌っていることもあって、結構な知名度があります。

そういった素晴らしい文化、そしてそれを生み出せる自由で、豊かな日本に私たちは誇りを持っていいと思いますし、それを維持、発展させるために全力を尽くすべきだと思います。ゴルゴの話から強引にまとめてしまいましたが、麻生外務大臣に免じてお許し下さい。