米山隆一の10年先のために

　3月3日、恒例となっている浦佐毘沙門堂裸押し合い大祭に参加しました。昨年は「１ヶ月の肉・魚・鳥等のあらゆる動物性蛋白質断ち」と言う荒行を行ったのですが、今年は実は選挙活動で十分痩せてしまっている事もあって（実は対前年度比で10kg減になっています・・・そんなつもりはないのですが苦労しているんでしょう－苦笑）、今年は「肉・魚断ち」は直前1週間だけで許していただきました。それでも1週間前からは「水行」と言って裸で水浴びをする行を積みました。写真では少々湯気が立って見えますが、これは光の加減でそう見えるだけで、水はまったくの沢水です。水温はおそらくは3－4℃と思われる上に、地元多聞青年団の方々が水行参加者を鍛えるべく「雪」を投げ込んでくださるもので、入った瞬間「痛い！」と感じる状況でした。

　そんな水行も無事終えて参加した押し合い大祭は、テレビ東京の番組で取り上げられると言うことでタレントの「ゴルゴ松本」サンも参加され、大変盛り上がった会になりました。

　押し合いは参加しているとまあ、撲られるは蹴られるわ（もちろん「意図的に」ではなく、「いつのまにか」なのですが）で自然にエキサイトしてしまうのですが、終わってしまうとそれこそ一昔前の少年漫画のように、「皆友達」となれてしまうから不思議なものです。ちなみにこのお祭りは、地元多聞青年団が立ち並んで作られた人垣の向こうに安置されている本尊様を拝むために、人垣の間の小さな通路に皆が殺到して押し合っているのですが、私は減量の効果でスリムになったせいか、最初の4人目ぐらいと、その後もう一回の計2回滑り込んで、本尊様を拝むことができました。毘沙門天は戦いの神様ですから、きっとご利益があることでしょう。

　こうして今年も無事裸押し合い祭りが終わりました。このすばらしいお祭りを、いつまでも残していける地域、そして日本を、作って行きたいと思います。