本日は五泉で、自転車街宣をしました。途中立ち寄ったお宅で、地元洋菓子屋さん「フリアン」の「五泉美人」と「帛乙女」をいただきました。
「五泉美人」は、パイ生地で包んだ餡に地元名産のれんこんを細切れにしてナッツの様な食感にしたお菓子、「帛乙女」はやはり地元名産の里芋をペースト状にして、カステラ風の生地で挟んだお菓子です。どちらも意外性を盛り込みながら地元の名産をうまく生かした逸品で、おいしくいただきました。聞けば「帛乙女」は、地元農協さんと試行錯誤の上出来上がった製品とのことです。
さて、私も日本維新の会も、はっきりと「TPP交渉参加賛成、農協改革推進」を訴えるもので、「農家の敵、農協の敵」と見られがちです(苦笑)。
しかし、私の実家は養豚農家で、風前の灯とはいえ、今現在も養豚業を営んでいますし、農協さんにも出荷で大変お世話になっています。私は是非、日本の農業を守りたいと思っていますし、農協改革は、農家の為に、そして農協自身のためにやるべきだと思っています。
TPPに反対の方々との違いは、「農業を守るか否か」の違いではなく、「どのような方法で農業を守るか。」だと、私は思っています。
TPPに「No」と言うことで、現在の状況を維持できるなら、それも選択肢でしょうが、再三指摘しているとおり、日本の農業は高コスト、低収益、そしてそれによる後継者不足と高齢化にもう何十年も苦しんできています。TPPに参加することにデメリットがあることは勿論ですが、日本の農業を現在のまま放置することも、それ以上に非常に大きなデメリットがあります。
本当に日本の農業を守りたいのなら、五泉市の農協が地元の企業と協力して「五泉美人」を作り出したように、日本の農産品の価値を高め、生産の効率を上げ、販売を日本そして世界に広げる不断の努力が必要です。そしてその環境を整えるのには、政治がしっかりした支援をすることを前提として、TPPへの参加と、農協の改革も、大きなメリットをもたらすものと、私は思います。
「ローマは一日にして成らず」、「五泉美人は一日にして成らず」「国会議員は7年にして成らず(笑)」です。本当に将来にわたって、日本の農業を継続的に守っていくために、私は、国を挙げて、新しいものに果敢に挑戦する強い農業を作っていきたいと思います。
今からTPPに参加しても、完全に出遅れですよね…。初期段階から参加していれば、いろいろ違ったはず。
TPPに限らず、様々な問題は刻々と変化し、10年前、1年前、1分前と同じことなどあり得ないのですから、政治家・官僚の方には、“今、現在”を見極めて行って欲しいです。
党内は竜巻が発生していますが、大丈夫ですか?
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