活動報告
石原共同代表がした、拉致被害者の横田めぐみさんについてのコメントが報道されています。
言葉は時に刃物よりも深く人を傷つけます。人は、とりわけその言葉が広く人口に伝播する立場の者は、真意はどうであれ、言葉の選択には極めて慎重でなければなりません。今回のコメントはなされるべきでない、極めて不適切なものであったと、私は思います。
関係するすべての方々に、私の立場から深くお詫び申し上げます。
石原や維新の会を擁護するつもりはありませんが、様々な言い方・方法で北朝鮮を非難してみるのは悪くないと思います。
石原の「強引に結婚させられて子どもも産まされた。偉い人のおめかけさんになっているに違いない。」という発言が間違っているのなら、北朝鮮がめぐみさんの証言などの証拠を示し、さらにそれを検証するための調査団を受け入れたうえで石原に謝罪要求をすれば良いのだと思います。
今までの北朝鮮の発表を信用するのであれば話は別ですが・・・。
にも拘らず、その前に、北朝鮮の犯罪を非難している日本の政治家に対して、使用した単語や言い回しが良くないからといって、文句を言うというのは変な話だと思いますね。
ちょっと横道ですが、米山さんは当選されたら日本国の代表として靖国神社に参拝されますか?御回答願います。
阿部さんの意見には賛成しかねます。
例えば、自分の息子が行方不明になったとして、仲のいいおとなりから「多分死んでるかもしれないね」と言われたらどう思いますか?
阿部伸一さん、鈴木さすけさん
コメントありがとうございます。「議論は常に活発に」が、私のポリシーではあるのですが、それこそここでの議論が、横田めぐみさんの関係者を傷つけることを、私は望みません。一応この件の議論はここまでとさせていただく前提で、お返事させていただきます。
阿部さんの「北朝鮮に言うべきことは言うべきだ」と言う部分には同意するのですが、それは北朝鮮の外交担当者に対してオフレコで言うべきことではないかと思います。秘密裏に行われる外交交渉の場では、外交交渉の場にふさわしい言葉で、外交交渉の場にふさわしい議論を、公の場で行われる街頭演説の場では、街頭演説の場にふさわしい言葉で、ふさわしい議論をと言うことだと思います。
とおりすがりさん
ご期待に添えない回答かもしれませんが、私はおそらく多くの日本人と同じ「多神論者」で、神社にもいけばお寺にもいき、道でお地蔵さんに会えば手を合わせ、年末には普通にクリスマスを祝います。
そして私の法律事務所が靖国神社のすぐそばにある関係で、現在時折靖国神社に参拝して、国家の為に命を落とされた方に、想いを馳せます。国会議員になった(なれた)時、それをやめなければならない理由を、私は感じません。
しかし同時に、それはどこまでも個人の国家感、宗教観によって決められるべきもので、靖国神社への参拝の有無を、国家に対する思いの強弱を測るリトマス試験紙のように考えてはいけないと、私は思います。
私たちは、自由主義の日本に生きています。それぞれの人がそれぞれの形で国を愛し、国家の未来を自由に議論できればと思います。
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