活動報告
今日は、「息抜きの日」と決めて、午前中、選挙中行きたくていけなかった「ミュシャ展」に行ってきました。如何にもミュシャ的な「上品でデコラティブな女性美」を十分に楽しませてもらったのは勿論なのですが、思いの他「スラブの運命」や「宗教観」がテーマと思われる作品も多くて、”C’est la vie.” を感じてしまいました。
さらに午後は調子に乗って、これも「たまには演説するばかりじゃなくて、映画でも見たいよ」と思っていたイオンモールに行って、「風立ちぬ」を観ました。ゼロ戦の設計者堀越次郎をモデルにした主人公の、「飛行機を設計したい!自分の設計した美しい飛行機が飛ぶところを見たい!」という思いは、少々口幅ったいのですが、どこか私の「国家の制度設計をしたい!」「自分が作った制度で社会がよりよく回っているところを見たい!」という思いと重なって身につまされました。
ここでもその堀越二郎の思いとともに、ヒロイン菜緒子との純愛が描かれていて、やはり
”C’est la vie.” を感じずにはおれませんでした。
折しも今、新潟の空には花火が輝いています。
映画の主人公の言うとおり、
風立ちぬ いざ生きめやも
Le vent se lève, il faut tenter de vivre
どちらも、深い人生の唄が聴こえて来るような作品だと思います。
全身全霊の芸術は強いですね。
傾向は違いますが、山口晃さんの展覧会も見応えがありそうだと思っています。
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