米山隆一の10年先のために

　上司が部下お教えるのではなく、部下が上司を教える「リバースメンタリング」が、経営の世界で、注目されています。

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　私もこの9月8日で早46歳、本気で「若いメンター」が必要な年になりました（笑）。実際仕事の現場では、技術も、それを使いこなす手法も本当に日進月歩で、若い同僚から私が学ぶことの方が圧倒的に多くなっています。

　一方で「一期生は雑巾がけが当たり前」の「年功序列」がいまだ色濃い政治の世界では、「最長老」であることを大きな理由として、時代にそぐわない絶大な権力を握る例が散見され、それが政治の機能不全を招いている点が多々あるように思います。
　「現実の問題を、現実に解決する。」ことを使命とする政治こそ、本来は、新しい発想、新しい手法で、従来のやり方では解決できなかった問題を解決すべきものであり、政治に携わる者こそが、「若い人から学ぶ」姿勢を日々持ち続けなければならないと、私は思います。

　繰り返し、私も間もなく46になります。日々古くなっていく自らを直視して、日々学び、常に時代に最もふさわしい解決策を提示できる力を、持ち続けたいと思います。