ニュースの感想
新年あけましておめでとうございます。旧年中は非常に多くのことがあり、非常に多くの方々から暖かく支えていただきました。変わらず頑張って参りますので、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、もう昨年となった紅白歌合戦、吹っ飛んだというか大笑いした方は多いでしょう。特に私は、青春時代をサザンオールスターズの歌とともに過ごした世代ですので、なんというか、改めてリスペクトし直したというか、誰よりも大笑いしたというか(笑)。
このブログでさまざまに記載しているところですが、私は現安倍政権の政策に、賛成の部分も反対の部分もあります。集団的自衛権の行使には賛成ですが、特定秘密保護法の不透明な運用には反対ですし、アベノミクスの金融・財政政策が一定程度必要なのは認めますが、そればかりに頼って具体的な改革に踏みこまない姿勢には反対です。
それらの政策の是々非々は是々非々としてしかし、安倍政権(若しくはその周囲)には、どこか、政策よりも権力の維持を優先させ、メディアに圧力をかけ、反対派を必要以上に批判する圧迫感があります。そして世間全体がその空気を感じ取って、政権におもねらなければならないような居心地の悪い雰囲気が蔓延していたことを、否定できないように私は思います。
その居心地の悪さはしかしあくまで居心地の悪さというあいまいなもので、それ故に誰も正面切って批判はできなかったのですが、それを音楽という形で、しかも紅白歌合戦の場で、明るく堂々と示したのは(多分そういうことだと思います)、まさに傷つくことを恐れぬ青春のロックスターの面目躍如というところでしょう。
「愛しのエリー」に涙して誓った恋は遠い彼方ですが(笑)、青春は年齢でなく気概であることを示してくれた我が青春のヒーローを見習って、失敗を恐れず、理想を追い、新しいものを作り出す1年にできるよう、全力で頑張りたいと思います。
改めて、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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