本日、民進党を離党して、新潟県知事選挙への立候補を表明いたしました。
民進党の離党は私としては心から残念ですが、やむを得ないものと思います。
立候補の理由は書きだせばいくらでもあるのですが、一言で言うなら、「現在と未来に対し、責任を果たすべきだ。」と思うからです。
今回の選挙の大きな争点が柏崎刈羽原発の再稼働問題であることは、論を待ちません。既に各所で指摘されている通り、私はかつて原発推進派でした。但しそれは、「現状を容認するのではなく、より安全で、より安心な原子力技術の開発で問題を解決すべきだ。」と言うものでした。
しかし、福島第一原発事故と、その後5年経った今でも、全く事故収束の目途がつかない現状を見て、私は意見を変えました。我々は、原子力発電という技術に伴う危険の全像を全く理解していなかったのです。私は、福島第一原発事故の原因とその発生プロセスの徹底的な究明、事故の健康への影響の徹底的な究明、そして万が一事故が起こった場合の安全確保(避難)の手段の徹底的な究明の3つの究明がなされない限り、再稼働の議論は始められないという泉田知事の路線は、現在と、そして未来の、県民の命と健康に責任を持つものとして当然だと思います。
一方私は知事選が、原発問題のワンイシューで争われるべきだとは全く思いません。原発問題は勿論とても重要な問題ですが、本質的にはリスク管理の問題であって、何かの価値を生み出し、提供するものではないからです。
では何を生み出すかと問われたら私は、まず第一に、子育て、医療、介護の環境を整備して、県民の皆さんに、新潟県で、心から安心して、子供を産み、育て、医療を受け、そして介護を受けられる環境を作りたいと答えたいと思います。今、日本の医療、介護は、急速な高齢化によって、率直に言って崩壊の危機に瀕しています。医療、介護の制度を作るのは国ですが、その執行機関は県です。国の制度の範囲内であっても、私は、県の、着実で効果的な執行、予算の重点配分、そして創意工夫によって、この新潟で、安心で安全な福祉の環境を作ることは可能だと思いますし、少しでもそこに近づくための努力をすることが、現在と未来に対する政治の責任であると思います。
産業政策は、率直に言って国の制度に依拠するところが大きいのですが、例えば農業県であるわが県にとって非常に大きな問題であるTPPについては、政府がまとめた協定について我が県としての問題点をはっきりと指摘し、戸別所得補償制度等の、明確で実効性のある対策を国に求めたいと思います。
そして国に我が県の要望を的確に伝えると同時に、例えば新幹線の新潟空港乗り入れや新潟港の整備等で新潟県の利便性を向上させると同時に、農業、工業、商業において努力する企業が円滑にビジネスを進められる環境を整えて、雇用の増加を図りたいと思います。
そして何より、今を生きる我々が果たすべき最大の未来への責任は、一にも二にも、教育です。義務教育、高校教育の執行機関である県は、誰もが、その能力に応じて、質の高い教育を受けることができる環境を作る、最大限の努力をすべきだと思いますし、その努力によって、私は、子供たちの未来、そして県の未来を、実際に向上させることができると、信じています。今話題となっている国の奨学金の不十分な点については、県のレベルで、これを補う奨学金を作ってくことも必要でしょう。
以上は概略的に挙げたものにすぎませんが、私は、これらのわが県の様々な政策課題を、着実に、効果的に、創意工夫をもって実行することで、私達の、現在と、そして未来への責任を果たしていきたいと思っています。
そしてその為に、全力で選挙戦を戦いたいと、思います。
国政から県政にフィールドが変わりましたが、誰もが、理不尽な思いをすることなく、実りある人生を享受できる社会を作りたいという私の志は、少しも変わっていません。変わらぬご支援を頂けますよう、心からお願い申し上げます。
月並みですが、若さも武器(森氏に比べて)ですね。
米山さんは一議員より、首長が向いていると思います。
(日本が大統領制だったら大統領にも向いている。首相は向いてえない)。
ぜひ頑張ってください。
ニュースで知事選への立候補のご表明を知り、当初は『米山さんといえば原発推進派だった筈…』と、不安と共に色々な記事を経て、今ここに書き込ませて戴いております。
その上で、相当なご覚悟と展望を携えて出馬を決定されたのであろうと私は判断し、僭越ながら一県民として応援させて戴きたいと思いました。
県民のみならず国民の知事選への注目点が現在、世界最大級の原発に対して偏るのはどうしようもない事だと思います。
普通に安心して安全に暮らす権利が、一事あらば一瞬にして何万年も何十万年も奪われるのですから。
風向き、海流によっては北海道、アメリカですら未だ影響を受け続けている、そんな凄惨な世界最悪の原発事故を起こした国が、全て未精算のまま、それどころかがれきの地方受け入れという愚かな真似をした上で、今まだ原発再稼働に拘っているという事実自体が悪夢です。ドイツなどは逆に電力をフランスに売っている位になっているというのに。
選挙戦が終わっても民間の第一の着目点は原発がらみになってしまう事になるでしょう。
圧力が半端ない事も承知の上でのこの度のご決断、県民のひとりとして感謝申し上げます。
どうぞ揺るぎない歩みを続けてくださいますよう、心からお願い申し上げます。
米山隆一さん、 いよいよ立候補しましたね。全力であなたを応援しますよ。政治においては、国政と県政の上下関係はありません。むしろ、あなたが力を発揮できるところは、さまざまな力学で動く国政よりも、県政というべきでしょう。この知事選挙は、あなたの言うように、原発だけのワン・イッシュ―ではありませんが、この問題は、あるいは、新潟県のみならず、日本の未来とも深くかかわっているとも言えるでしょう。まず、私はあなたが福島の事故により現在も新潟県に避難している人に会って話を聞いてもらいたい。人間は、理論よりも心情によって動かされることもお忘れなく。
頑張って。多くの人の意見に耳を傾け、ご自身の良いところを伸ばし、悪いところは改めて下さい。素材の良さは皆が認めているのですから。
泉田知事の後を引き継ぎ、出馬を決めていただき、本当にありがとうございます。
政党や経済界などの組織団体ではない、県民一人一人の意思表示の機会を作ってもらえたと感謝しております。
今の避難計画では、被ばくを避けることは到底無理ですし、ヨウ素剤が必要な人にいきわたるかどうかさえ怪しいと思います。それ以前に、事故の際に速やかに東電が情報提供してくれるのか?地元としては大変不安です。
たとい「万が一事故が起こった場合の安全確保」ができたとしても、避難生活はそこから何年にもわたります。福島の現状を考えれば30㎞圏内からの避難で終わる計画では意味がないとも感じます。(稼働していなくてもそこに原発があり、核燃料がある限りは、不完全でも避難計画は作り続けなければならないのですが)
除染廃棄物がおかれたままの町村への帰還を促され、甲状腺検査の縮小を提案するようなこの国で、原発の再稼働を選択することは、今を生きる大人としての責任に背を向け目をつむることだと思います。
「だれもが人らしく暮らせる」「子供たちが地元に希望を見いだせる」そんな新潟県になるよう、私も県民の一人として、「現在と未来に対し、責任を果たすべきだ。」という、米山さんの言葉に共感しできることをやっていきたいと思います。
知事選、全力で米山さんを応援します。
(続く柏崎市長選も、まだどうなるかわからない状況ですが・・・)
米山さん新潟市西区に住んでいる者です。県知事選立候補有難く感動喜んでいます。原子力問題の争点が第一義です。無党派の私ですが福島のことを思うと日本は未来のために原発はやってはいけないです。上杉謙信のように正義のために戦って勝利することを祈っています。のどのケアをして頑張って下さい。
現実を見て考えを変えるのは柔軟さを示していると思います。県民の視点立場に立った県政を期待します。
1読、いや3読しました。現在までの米山さんの街宣画像等々も見てみました。裏表のない方だとお見受けしました。
また、友人達(2~3人ですが)と意見交換しましたところ、・実直そう ・ウソはつかなそう ・県政はきちんと&一生懸命(口だけではなく)やってくれそう ・変なプライドがなく自然体 等々で、結果、私達は米山さん支持に決めました。
勝って欲しいです。選挙戦どうか頑張って下さい。
友人から出た意見で、僭越ながら1つだけアドバイスさせていただけるなら、『時に言葉が聞き取りにくいので、1音1音の発声をしっかりするよう、早口にならないよう』少し修正するとハキハキUPし、更に良いという事でした。
参考まで、言葉がハキハキと聞き取りやすいと感じたのは、過去街宣画像で言えば、長岡駅前(たぶんアオーレ前)
で強風の中で行っていたメガホン演説です。これはスピードも早くなく、言葉もハッキリして 良い話し方だと感じました。
【県民に届け! 米山隆一の魂!!】パッと出て来たキャッチコピーです。 応援しています。
米山さん、知事になってください
今までの過程は、このためだったと思いたいです
私は今まで米山さんに投票したことはありませんでした
それは所属の党に抵抗があったからです
是非、知事になって新潟のために発揮してほしいです
陰ながら応援してます
皆様コメント大変ありがとうございます。普段ですと一つ一つお返事させていただいておりますが、今般は差し迫っての立候補で、当面絶対に必要な準備に忙殺されており、お返事が叶いませんことをお詫びいたします。またコメントの反映も遅れることもありますが、お許しください。
皆さんの声、ご期待に少しでも応えられるよう、全力で頑張ります。どうぞよろしくお願いいたします。
このたびの米山氏の勇気に深く感謝し、今後できる限り応援をしていきたいと思います。
柏崎刈羽原発に関する以下の記述を読み、感銘を覚えました。
>私はかつて原発推進派でした。但し…と言うものでした
>しかし、現状を見て、私は意見を変えました
>泉田知事の路線は、…当然だと思います
これは2012/6/30の「あの時原発は止まっていた-今こそ原発再稼働を!」http://www.elec
重要政策について、これほど率直に・柔軟に対応してくださるのでしたら、他の「政策・理念」において感じる当方の若干の違和感(ネオリベ過ぎないか)も、今後の有権者との対話で解消されていくことと期待いたします。
再稼働賛成側の方が考えを変えたという事実こそ、有権者に対して大きなアピールになると思います。老婆心ながら、上記ブログは削除などされませんことを。
最近のコメント一覧