活動報告
私がかつて所属した維新の党をかつて設立した橋下氏が、希望の党に対して
「玉木氏率いる希望の党。現在支持率低迷だが、立て直しの第一歩は選挙公約に掲げた『身を切る改革』の有言実行。①議員報酬の一部を被災地へ寄付②企業団体献金の禁止③文通費の領収書公開。これくらいのことを実行できなければ、これから何を言っても信頼されない。手腕に期待。できなければ失望の党。」
「これくらいのへなちょこ党内改革もできない政党に国の大改革などできるはずがない。身を切る改革の実行は改革実行政党かどうかのリトマス試験紙。維新は全て実行済み。」
と、ずいぶん上から目線で他党である希望の党に「身を切る改革」を押し付けておらえましたので、私が、
「現状維新が国の改革をできる見込みはなく『身を切る改革をできる』→『国の改革をできる』という命題は偽と証明されており、この裏である『身を切る改革をできない』→『国の改革ができない』は真偽不明、対偶の『国の改革ができない』→『身を切る改革ができない』は偽で、要するに両者は無関係です。」
としたところ、橋下氏が、
「現職新潟県知事なんだから必要十分条件くらい勉強するように。身を切る改革の有言実行は国の大改革のための必要条件だが十分条件ではない。議会での過半数がなければ国の大改革はできない。こんな知事で新潟は大丈夫か?」
とされましたので、私は、
「おっしゃる通り『身を切る改革ができない』→『国の改革ができない』が真である為には『国の改革ができる』→『身を切る改革ができる』が真でなければなりませんがこれは偽です。与野党維新問わず他人に厳しく自分に甘い例は幾らでもあります。つまり身を切る改革は国の改革の必要条件ではありません。」
と返しています(これに対する橋下氏の反論は今の所ありません。)。
なんだか言葉遊びのようで分かりづらいかもしれませんが、上記の通り、本来「身を切る改革(維新のやっている改革という意味ではなく、自らを律する改革という意味で)」は、他人に改革を求めるより難しく、「身を切る改革」の主張は、それをできる自分(達)には、国の改革をする気概と能力があるという主張であったと思います(但しこの主張が選挙で受け入れられるかどうかはまた別ですが。)。
すなわち両者は、
「身を切る改革ができる」→「国の改革ができる」
という論理構造で、橋下氏の主張とは裏腹に、本来「身を切る改革をできる」は、「国の改革をできる」の必要条件ではなく、十分条件であるという主張であったはずなのです。
では何故橋下氏他維新の人達は、これを必要条件だというのでしょうか?推測になりますが、恐らく、「身を切る改革をできる」が「国の改革をできる」の十分条件だと、「身を切る改革をできる」自分(達)が「国の改革をできる」のは良いとして、「身を切る改革をできない」他の野党も「国の改革をできる」ことになり(私はそれが本当だと思います)、特段他の野党の批判に使えないのですが、「身を切る改革ができる」が「国の改革ができる」の必要条件であると、その対偶が
「身を切る改革ができない」→「国の改革ができない」
となって、日頃の維新の方々の主張通り、「俺たちは身を切る改革をやっているが、それをやっていない他の野党(与党でも同じだと思われますが、なぜか与党にこの批判は向きません)に国の改革なぞ出来るはずがない!!!」という野党批判の道具として使えるからだと思われます。
なんだか非常に理屈っぽく、我ながら面白くない文書だと思うのですが、かつて維新に属し、自らの気概と能力を示し、他の与野党と正々堂々と戦うための旗印として「身を切る改革」を掲げたことがある者としては、その旗印が、論理矛盾を平然と無視して、ただただ他の野党を批判するためだけの道具と堕している事に、嘆息を禁じえないので長々と書かせていただきました。
維新の、ともかく論理も、事実も、自らが置かれている現状もすべて無視して、何であれ、他の野党を上から目線で批判して悦に入る性向は最早習い性となっており止めようもないのだと思いますが、それは上記の通り、その旗印と志を一時期でも信じたものから見れば、深い慨嘆の念をもって見つめる他ないものになっていると、諦観と伴に申し上げたいと思います。
米山知事が初めて、国政に出馬した時から応援し、期待をしている一人です。
私は知事がご自身に直接かかわりもないことに『ご意見や私感』をお述べになるべきでないと思います。
『米山隆一』は新潟県知事ですし、何よりも『新潟県民の首長』です。これはあらゆる数多おる県民』一人ひとりが内心に抱いているだろう者の譜の『首長』であります。選挙でその座を射止めるまでは主義主張は大切ですが、その座に就いた以上、そうしたもの主義主張を乗り越えた地位にあって、それを施行する、せねばならいお立場になるわけですから、・・・。
つまらない三浦のねえちゃん子や維新の橋下などを相手にすべきではない。米山隆一の気品が汚れますよ。
こうゆう輩に一言言いたい心情は理解しますが、ここは我慢をして、沈黙することも知事の仕事だとお思いなって、どうか聞き流す度量が必要ではないでしょうか。
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