安倍総理が誕生して、国会の質問が華々しく展開されています。その一つ一つに言及するつもりはないのですが、総体的に質問が総理の「歴史認識」に偏っていることには、正直違和感を覚えます。
勿論歴史の認識も、重要なことだとは思います。「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という西洋の格言をそのままに取るなら、この問題を追及している「賢者」にとっては、歴史はより重要な問題だと言うことなのかもしれません。しかし、私には、歴史はあくまで現在から過去の一時点を振り返ってどう考えるか、という「評価」の問題に過ぎないように思えます。「評価」はそれ自体に価値があるのではなく、それが適切な現状分析を通じて、未来に生かされるからこそ価値があるのだと、私は思います。
歴史の認識を国会の場で議論することそれ自体の是非を論じる積りはありません。しかし、日本には今、年金問題、医療問題、消費税に代表される財政問題、外交問題と、より深い現状分析を行い、あるべき未来像を徹底的に議論すべき課題が数多くあります。過去の評価に汲々として、現状の分析と構築すべき未来像の議論がおろそかになるのでは、全くの本末転倒であると、私は思います。
明日からの国会討論が、未来の日本を築く為の実りあるものとなることを、祈ります。
野党は中韓との関係回復を訴えといてその関係回復を妨害してるようにしか見えないですねー、しかも外交問題を利用して攻撃している点で評価ができない。今日なんか民主党の枝野さんが消費者金融の件ででいい攻撃していたのにニュース番組では報道されないしw野党もマスコミもなんかずれてるようなきがします。
拝啓、枝野幸男さんの高利貸問題 不妊治療についての質問・質疑応答充実しかつとても有意義でした。 特に二重利息についての懇切な説明 100万円を1年間借りて利息が2%高いと30万円以上多く返済しなければならないと謂うのは数字音痴にも飲み込めました。 こういう充実した場面こそマスコミは報道して欲しいです。 金は天下の廻り物です、極貧の庶民に行き渡ると本当の景気回復だと 思います。 草々
鈴木さん、風顛老人爺さん、コメント有難う御座います。 枝野さんの質問は、各方面で評判が良いですね。国会はそういった討論の場であって欲しいと思います。 私も日本の国益にかなわない形で、外交上の問題を政局に利用するやり方には、正直同意できません。またおっしゃるとおり、その様なやり方は実のところ最早政局に利用することさえ、出来なくなっているように思えます。 「日本の国益の為に、日本の現在と未来を問う質問」を私を含めた国民は待ち望んでいます。
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