活動報告
事務所からの帰り、靖国神社の桜が風に舞っていました。
靖国を通ると、国家の為に命を懸けた方々への賞賛と、志半ばに命を失った方々への憐憫と、それを強制してしまった国家の悔悟が交差します。
こういう言い方は適切でないのかもしれませんが、傍から見れば人生の果実を存分に味わっただろうにと思われる方でも、老いてなお人は生に執着します。若くして、志半ばで、人生を絶つ覚悟、人生を絶たれた無念は、いかばかりであったかと思います。
私は、日本人として、他国の人たちに、私たちのこの思いに口をはさんで欲しくないと思います。しかしそれと同時に、私たちもまた、日本という国家の行為によって、他国にも、より一層理不尽な思いを抱きながら、葬られることすらなく人生半ばにして命を絶たれた方々がたくさんいたのだということを、忘れてはならないと思います。
今、日本は平和です。3度選挙に敗れた私にも、日本という国家は4度目の挑戦の機会を、与えてくれています。4度失敗したとしても(勿論したくもありませんしするつもりもありませんが)、私さえ希望を失わなければ、政治的生命はともかくとして、社会的貢献の機会は、常に残されるでしょう。
私は、今この日本で、自らが生きて志を追える幸福に感謝します。
最後に一句
「挑まずに、何で己が桜かな。」
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米山隆一ブログ 10年先の為に
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