ニュースの感想
サッチャー元英国首相がなくなりました。私が大学生の頃、当時中曽根首相のブレーンをされていた佐藤誠三郎先生のゼミで、一世を風靡していたサッチャリズム、レーガノミクスの勉強・輪読をしました。
私はその頃、割と素朴に社会民主主義的公平感というか、福祉主義的理想像を抱いていたので、格差を許容するサッチャリズム・レーガノミクスに反対の論陣を張ったのですが、佐藤先生に軽々と論破され、目からうろこが落ちる思いをしたことをよく覚えています(議論の内容以外でも、自分よりはるかに口げんかが強い方に出会ったことも、結構衝撃でした。それまで本当の喧嘩はともかく、口げんかで負けたことはなかったので…笑)。
一時代の終わりを感じるとともに、次の世代の人間として、是非これを超える、政治経済政策-「Smart Capitalism」を作り、実行し、日本に当時の英国や米国の繁栄をもたらしたいと、私は割と本気で思っています(そろそろ「日本列島スマート化計画② ‐経済対策-」を書こうと思います。)。
私や維新の会にそのチャンスが巡ってくる機会は、今のところかなり遠方にかすんで見える程度ですが、私はまだ、「桃栗三年柿八年、十年たったら米山さん」の旗印を下げていないつもりです(笑)。
若き日仰ぎ見ていた巨星が落ちたことに万感の思いを込めてお悔やみを申し上げるとともに、あの巨星があった場所の少しでも近くに昇るべく、全力で頑張りたいと思います。
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米山隆一ブログ 10年先の為に
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