記者会見とTPP
本日、日本維新の会副代表今井豊先生を迎えて、新潟県庁の県政記者クラブで、参議院選挙出馬の記者会見を行いました。既に公表していることではありますが、改めて決意表明をすると、気合もまた改まります。全力で頑張ろうと思います。
因みに前回の衆議院選挙の記者会見では、マスコミの方々からTPPについて何度も聞かれた上に、最終的にさるTV局がほんの一部分を切り出して、「米どころ新潟県では、自民党候補を筆頭に他候補全員が地域の農業を守るためにTPPに反対しているのに、維新の会の米山氏は、『農業を守るためにこそTPP賛成』と自説を述べました」と編集して報道してくださりました(笑)。
再びそうあってはならじと、今回は事前に一生懸命想定問答集まで用意していたのですが(写真は記者会見前に想定問答集をチェックする私です-笑)、安倍首相がTPP参加を打ち出してしまったからか、「TPPへの参加が決まった以上、この中で生き残る農業を真剣に模索すべきです。」であっさりスルーでした。
報道のされ方がどうあろうと、私は前回同様今回も、一貫して、「高齢化と地方の衰退という国内の状況と、不可逆的に進む経済のグローバリゼーションという海外の状況を直視すれば、TPP参加は避けられず、そうである以上覚悟を決めてそれに対処できる農業対策を打ってこそ、故郷も農業も守られます。」と訴えていきたいと思います。
現実を無視し、「このままにしてさえおけば故郷も農業も大丈夫だ」というフィクションに依拠して「TPP絶対反対!」と叫んでも、本当のところ、誰一人、何一つ救えないからです。
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