米山隆一の10年先のために

　従軍慰安婦問題について、自民党のみならず、我が日本維新の会橋下代表も発言し、物議を醸しています。

　私のこの問題に対する立場は、「Dear Representative Mike Honda -従軍慰安婦問題について−（http://www.election.ne.jp/10840/4649.html）」に記載している通りですので、繰り返しません。

　しかし、我が党党首と言えど、「風俗発言」「慰安婦発言」には、私は反対します。これらの発言に理解できなくもない部分はありますし、橋下代表一流の警句であって、真意は別にあるのだろうと、思います。しかし世の中、「本音」と「建前」というものがあり、そこはきちんと分けるべきです。
　また、日本は国際的にみて「風俗」に対して寛容な国ですが、アメリカはこれに対して極めて厳格です。自らの文化のみを基準として考えると、国際的に大きな軋轢を生む可能性があることを、指導的立場にある方は理解していただきたいと思います。

　現今、これら過去の問題ばかりが話題になりますが、我々が取り組むべきは、目の前の未来です。医療年金介護制度改革、景気回復等、解決すべき重要な問題に、全力で取り組む政治を、実現したいと思います。