活動報告
ブログ記事「大学入試改革(3)」に、消防団員さんから、
「米山さんは医者がいないところ問題になっている産科小児科で率先して働きたいとか、弁護士不足のところで開業したいとか、気持ちはあります?自分じゃない誰かがやればいいと思います?」
と言うコメントをいただきました。返信が長くなりますので、稿を分けてアップさせていただきます。
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消防団員さん、コメントありがとうございます。
お言葉を返すようですが、消防団員さんは、例えばシリアで、現地の方の命を守るためにボランティアに身を投じる気持ちはありますか?それとも誰かがやればいいと思っていますか?
また、「医者がいないところ問題になっている産科小児科で率先して働きたいとか、弁護士不足のところで開業したいとか、気持ちはあります?自分じゃない誰かがやればいいと思います?」と言う質問を、私以外のすべての医師、医学生、弁護士、法学部生に聞かれるお気持ちはありますか?それとも、私だけに聞けばいいと思っていますか?
人にはそれぞれの志、想い、立場、経緯、向き不向き、さまざまな要素があって、自らの人生を選択します。
勿論病院がない小さな村の診療所で医療に携わる方、弁護士過疎の地で弁護士を行う方が立派なのはその通りですが、大学病院で高度医療に専念する医師も、都会の片隅の診療所で住民の医療を担う医師も、大手町の事務所で日本企業の為に英語で契約書を書く弁護士も、地方都市で破産した小さな会社を整理する弁護士も必要です。
私の人生の選択が、功を奏しているのか、人の役に立っているのか、それは分かりません。しかし私は、医療制度、介護制度、年金制度にまたがる全体的社会保障制度を、自ら学んできた知識を生かし、きちんと現場の視点を反映しながら、国家という規模で作り直し、日本中から制度の不備で不幸になる患者さん、高齢者を無くし、すべての世代、すべての人が安心して暮らせる社会を作りたいと心から思って、この道を選択しています。
こういう人間も世の中には必要で、そのことを理解してもらえる時が何時かは来ると、私は信じています。
記事にしてくれるなんてびっくりしました。シリア?何で外国に命かけんの?地域の災害に団員は命がけですけど皆んな。
米山さんがメールでブログ知らせてくるからきいたので、俺だけに聞くなとか逆ギレされても困るんだけど。
国立出たら国のために働くのは当たり前でしょ。俺は大学行けなくてよ頑張ってるし税金で自分探しとかふざけてると思うよ。
俺は米山さんが地元で開業して何年かやった政治家っていうなら立派だけど、それしないからマキコと同じなんだよな。
国立出た医者が誰も地方で頑張らないのは国のためとか考えないからで、だからそれが入試で必要だって安倍さんが言ってるんで。
エリート層の性根に切り込まずに一人で制度変えますは無理でしょ、お仲間どうし。
角さんがいればなあ!
消防団員さん、コメントありがとうございます。
お言葉を返すようですが、安倍総理が、政治家になられる前に特段の地域貢献をしていたという事実を私は知りません。田中元総理も、政治家になる前は東京で田中土建を立ち上げてお金を稼いでおられましたが、特段地域貢献をしたというわけではありません。
繰り返し、人には様々な人生があり、世の中には様々な職業、さまざまな働き方があります。地域で働いていても、中央で働いていても、外国で働いていても、皆その人はその人なりに世の中の為になっています。特定の生きただけを必要以上に神格化し、そのたった一つの生き方を次の世代に強制することは、やるべきことではありません。
私の能力も、経歴も、勿論田中先生には遠く及ばないでしょう。しかし私は、十年一日のごとく「角さんがいればなぁ」とつぶやき、自らの不遇と地域の不幸・日本の不幸を嘆き続けるより、自らの行動と、自らの努力と、自らの運命にかけて、その何百分の一でも実現したいと、思います。
根本的な仕組みを変えることを期待します。
地方の医師不足は、開業を、、、と演説されていました。医師不足の改善策をお聞きしたいです。
具体的な政策を時間があるときにアップしてください。
オオダイラさんの意見に便乗な感で恐縮ですが、私も米山先生の地方医療の処方箋を伺いたく存じます。
これが理に叶うものであれば、地元での活動は不要と存じます。
よろしくご意見賜りたく存じます。
米山さん、俺はがっかりだね。
あんたは政治家になってないから政治家になる前に地域に何したて勝手に縛り作ってるけどさ、大事なことは政治家になってから何をするかだろ?
角さんは地域の発展と国の発展を両立したし、安倍さんは国に役立つ人づくりをやるぞって愛国心とか美しい日本とか頑張ってる。
でも米山さんは地元も国も優先しないんだよね、教育もさ。そんな鳩山由紀夫みたいないい加減な価値観じゃ政治家になって欲しくないな。
このやりとりは地元の皆んな知ってるけど、敵を増やしたね。
オオダイラさん、地方医療の未来形さん、コメントありがとうございます。長くなりましたので、稿を分けて、「地方の医師不足解消策 ~医療制度改革に賭ける~」に書かせていただきました。ご一読いただけると幸いです。
消防団員さん、コメントありがとうございます。有権者から何か言われたら、常に笑って「地域のために、国のために頑張ります!」といいさえすれば、確かに敵は増えません。議論をすれば、どうしても意見の食い違いが生じますから、敵も生じます。
しかしそうやって問題点を直視することなく、表面を取り繕ってきた結果が、今の日本と地域の停滞です。私はそれを改めたいと思って政治を志していますので、今後も議論は議論として、提起させていただきたいと思います。
なお、消防団員さんに議論の意志がないということであれば、コメントは拝見しますが、公開はしませんのでご了承ください。
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