活動報告
一昨日、近所のスーパーに行ったらえらく美味しそうな宮城産の秋刀魚がえらくお安く並んでいたもので、お肉の予定を変更して、秋刀魚の塩焼きにしました。並んでいるのは、秋刀魚、お一人様牡蠣鍋、大根おろし、ノンアルコールビールです(わびしいという突込みは無しでお願いします-笑)。
私はくいしんぼうな割に(だからこそ)あまり食品の産地にこだわらない方で、一昨年、昨年はもともと好きだった白桃が、産地によって値下がりしていたのでありがたく箱買してむしゃむしゃと頂きましたし、今回の秋刀魚も、漁師さんには恐縮ですが、一消費者として安値はありがたく、むしゃむしゃと頂いています(笑)。
さて、東北、なかでも福島の海産物が売れ行き不振に苦しんでいて、安倍総理自らがTVの前で試験操業で取れた蛸のお刺身を食べて風評被害の払しょくを訴えたのは、記憶に新しいところです。
気持ちは分かるのですが、私はこれは、ちょっと筋違いだと思います。私は産地を気にしませんが、気にする人は気にします。しかし実際問題、美味しい桃は福島産だろうが岡山産だろうが美味しく、美味しくないものは美味しくありません。同程度の熟れ具合の桃を食べて産地を区別できる人はめったにいないでしょう。それでも人が産地にこだわるのは、正直、「名産地のものは、それだけで美味しい『気持ち』になる」からでしょう。
またちょっと方向は変わりますが、床に落としたならいざ知らず、たいていの食品はお皿の上からテーブルの上に落としたぐらいで、健康面に被害が出るようなことはありません。私もその程度なら全く気にせず食べます。しかしこれも、気にする人は気にします。それは別段「テーブルに落ちた食品を食べたら健康に被害が出る。」と考えているからではなく、「何となく不衛生な『気持ち』になる」からでしょう。
違う意見の方も多々おられるとは思いますが、私は食品の産地や安全性の問題について、「気持ち」は非常に大きなウェートを占めているものと思います。
その観点から行くと、東北産の海産物の売れ行きが芳しくないのは、基本的に「気持ち」の問題であって、十年一日のごとく「直ちに健康への被害はない。」「安全であることを理解してほしい。」とおきまりの理屈を説き続けても、ほとんど効果はないように思います。
そしてこの「何となく怖い『気持ち』がする」という、「ふわっとした不安」を払しょくする唯一の方法は、百の言葉ではなく、汚染水のストップと言う、たった一つの一の実行でしょう。
安倍総理がオリンピック招致の場で「汚染水は完全にブロックされている。」「事態はコントロールされている。」と高らかに宣言し、「国が前面に立つ」と大見得を切って早2ヶ月が経とうとしていますが、国が実際にどのような体制で、どのような手順で、誰を責任者として、この問題を口先だけでなく「本当に」コントロールするつもりなのか、その道筋はまだ見えません。
是非、政府与党には、言葉ではなく実行によって、目黒の秋刀魚ならぬ「東北の秋刀魚」を「気持ちよく」食べられる日本を実現していただきたいと思います。
関連性の無いコメントですみません。
強いて言えば「くいしんぼう」と「お一人様」は少しだけ関係するかな・・・(笑)。
長岡市にある「ゲストハウス英國屋」の隣(店に向かって左側)に建物がありますが、そこは以前米山さんが選挙事務所にお使いだったということを耳にしました。
(違っていたら、ごめんなさい。以下の記事は見なかったことにしてください。 笑)
そこに「ロンドレット バウム」という洋菓子屋さんがオープンしました。
オマージュアパリさんの新店舗です。
美味しいケーキを女性へのプレゼントに、また1人で祝う誕生日(プレゼントが功を奏して、来年は2人かもしれません!。)にも、いかがでしょうか?。
失礼しました。
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