米山隆一の10年先のために

　本日、「自主憲法」を巡って、維新が分党することが決定したとの報道がなされました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140528-00000119-jij-pol

　日本維新の会の一員として極めて残念ですが、止むを得ません。私は、日本維新の会に残ります。

　私自身は、現行憲法は素晴らしいものだが時代に合わせた変更が必要という立場で、それを自主憲法と呼ぼうが呼ぶまいがどちらでもよいと思っています。また、太陽系の先生方とは、多少の考え方の違いはありましたが、自民党時代のお付き合いもありましたし、「現実的政治手法」という点で好きな方々でした。憲法の中身で分かれるならともかく、呼び方で分かれるのは、極めて無念です。

　憲法論議は、「これこそ一番大事！」的にいわれることが割と多いのですが、本当のところ「同じところを目指しているけれど、それを表象する言葉が違うだけ。」という部分があって、にもかかわらず「表象する言葉の違いでお互いを論難しあう」状態に陥ってしまったのは、重ね重ね残念です。

　自惚れを承知で言わせていただけるなら、合流のままで議論を重ね、私に憲法草案を書かせていただけたなら、どちらからも満足できる、日本人の手による、格調高く、世界に誇れる、自主「的」憲法草案を、全身全霊を込めて作らせていただいたのに…、と思います。

　いずれにせよ、なんであれ、私は私の志を希求します。