ニュースの感想
先ほど、戦後70年の総理大臣談話を聞きました。格調高く理想を掲げ、バランスのとれた良い談話であったと思います。是非有言実行で、理想を現実に変えていただきたいと思います。
ただ、質問に対する回答については、「21世紀構想懇談会」をあまりに出されるので、「俺の意見じゃないんだけど。」と言い訳しているようにも聞こえました。勿論それは印象の問題に過ぎませんし、誰がどう決めたものであろうが、総理が自ら発した言葉の重みというものがありますから、繰り返し、是非その言葉通りの認識に基づいて、言葉通りの政治・外交を実行していただきたいと思います。
尚、総理は、複数回にわたって、「聞き漏らした声」に耳を傾けると演説・回答していました。勿論歴史に限らず、新たな知見に基づく新たな発見に人は常に謙虚であるべきだと思いますが、それが、既に存在する事実に基づいた、今回の談話と対立する解釈・意見等であるなら(自民党はこの後、「東京裁判再検証」の党内機関を設けることを検討していると発表しています。)、間違いなく「二枚舌」と批判され、日本の信用を下げることになります。
繰り返し、総理御自身が自ら発した言葉は重いものです。少なくとも総理在任中は、この談話の通りの解釈・意見を貫いて頂きたいと思います。
初めまして。
文章も朗読も空疎な印象しか持ち得ませんでした。
私の周りの人たちも大方そのような感想です。
官僚の作文臭だけが残るものですね。
日本の首相の演説の劣化は目を覆うばかりです。
演説の意味を理解していませんね。
自分の政治哲学や教養が信念としても伝わってこないのです。
他人に書かせること自体が噴飯物でしょう。
理想と現実の関係性さえ分かっていないという危機的な認識度が逆に伝わって来ます。
理想とは現実の中にあります。現実を母体として生み出される未来への希望が理想です。
積極的だとか消極的だとかの詭弁を弄さず、なぜ、世界の平和実現に全力で努力する!と言えないのか、同じ日本人として残念です。9条を含めて自民の改憲原案の戦前回帰願望は露骨でした。世界から敵視され兼ねない無謀な自民の改憲発想と、平和実現という発想は完全な矛盾です。分裂思考。内向けと外向けの完全背反は戦前ならいざ知らず、現代に於いては世界の顰蹙を買うのみです。
莫大な国民の税金を海外にばら撒きながらもの笑いされていては国民は浮かばれません。浮かばれないどころか、私たち庶民の生活は全体が危機的な状態に追い込まれつつあります。
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