今日は。りぃと申します^^政治・経済にとても関心があって、将来政治家を目指している(!)中2の女子です。私も、靖国神社問題には賛成です。うろ覚えの知識なのですが、国際政治学上は靖国神社参拝という首相の決断は表面上は外交関係の悪化を招くものの、経済利益としては悪くなぃという意見を耳にしたことがあります☆マスコミも批判ばかりをして、参拝するメリットをあまり報道しない傾向にあって、支持率を操作しているかのような面もぁるかなぁと私は見ています。では、乱文失礼致しました!
りぃさんこんにちは。コメントありがとうございます。 政治家志望とのとこと、すばらしいと思います。まだ中学生ですから今後目指す進路が変わることもあるかもしれませんが、もし将来も政治家志望が変わらなかったら、是非トライしてください。政治はとても大変ではありますが、一方でとても意義深く、やりがいがあることだと思います。 靖国問題の損得勘定を正確に判断するのは大変難しいところです。原理原則の問題であり、そもそも損得勘定などすべきでないと言う意見も成り立つでしょう。しかしそこをあえて考えてみると、りぃさんが書かれたように、よく言われるデメリットと同時に実はメリットもあります。 靖国が争点化されたことで、面白いことに日本は「靖国に参拝しない」と言う交渉カードを手に入れることができました。これをカードとして使うこと自体が不謹慎と思う方もおられるかもしれませんが、私は条件さえそろえば考慮してよいことだと思います。 また一般に、「靖国問題は中国、韓国をはじめとする近隣諸国との外交を壊した」といわれますが、最近両国からの批判に、「日本は一応の謝罪はしているが・・・」「日本は援助をしてはきたが・・・」等、少なくとも事実関係を認めた上での議論が見られるようになりました。これはある意味では「まっとうな外交」が構築されはじめていると見ることができます。 中国、韓国以外から靖国がどう見えるかについては反対派からは「諸外国からも不信を買っている」とされていますが、「反応は多岐にわたるが総じて中立」が本当のところでしょう。これに関しても、「期せず戦後の日本の努力を説明する機会となっている」「議論の中で中国の人権問題がクローズアップされ、むしろ中国にマイナス」等のメリットもあるように思われます。 いずれにせよ、靖国に限らずある政策のもたらす影響は常にプラスマイナスが入り組んでいるもので、一方的な評価は本質を見失うと言うのは、りぃさんがご指摘のとおりでしょう。冷静で多面的な評価に基づいた、粘り強い外交努力が、今の日本に求められているのだと思います。
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