お神輿に引き続いての夏休みシリーズですが、8月3日に、長岡祭りに際して行われた「世界の花火ショー」を見ました。流石に花火を見たのは長岡花火を含めて人生何十回目かだったのですが、この日は、人生初めて「屋形船に乗って花火を見る」と言う幸運に恵まれました。
この「屋形船に乗って花火を見る」事が決まった当初私は、「粋だけど、花火自体はどこで見てもそう変わらないだろう」と思っていたのですが、あにはからんや、まったくの大違いでした。
大音響と伴に光の海が夏の夜空いっぱいに広がって、やがてその光の欠片が頭上に降り注ぐ−古い上にちゃちな例えになりますが、「ターミネーター2(今なら「バットマンリターンズ」でしょうか?)」をノートブックPCのDVDで見るのと、映画館の大スクリーンの最前列で見るのと位の違いがあります。この花火もお神輿に引き続いてあれこれコメントするのは無粋だと思いますので、機会がありましたら是非皆さん、長岡においでなってこの大迫力を体験してみてください(ただ大迫力の分、終わった後は芥川龍之介の「花火」の様に、何とはなしに悲しい気分になるかもしれません。でもそれも又夏の風情でしょう)。
尚この「屋形船」、私はてっきり隅田川の屋形船のように離岸して川の中ほどにいくのだと思っていたのですが、よく考えると長岡付近では信濃川は中流とはいえまだまだ急流、そんなことをしたらあっという間に寺泊あたりまで流されてしまうか、もしくはものすごい勢いで上流に向かってこぎ続けなければなりませんでした。屋形船はずっと接岸したままですので、遠方から遅くに来られる方も問題なく乗り込むことができます、ご安心ください(私の誤解のせいで今回複数の友人が花火観覧をあきらめました・・・すみません)。
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