3月27日に、東京大学出版より私の著書「アジアの医療制度」が発売されました。
表紙を見て、「『著 米山隆一』なんてどこにも書いていないじゃないか」と思った方、あわててはいけません。目次を見ると第8章の著者が確かに「米山隆一、鄭文輝、朱澤民」とあります!そう、この本は10人の研究者からなる共著で、私は台湾の鄭文輝、朱澤民先生と伴に、第8章の「台湾-新たな国民皆保険制度の試み『国民医療保険を中心に』」を担当しました。執筆期間は8月~2月で、実は昨年の「すわ選挙!」の時期とばっちり重なっています。色々な人に助けていただきながら、眠い目をこすりこすり書いた私としては、感慨も一塩です(とは言え、この文書は鄭文輝、朱澤民先生の論文が中心で私は其れを日本向けにリバイスしただけですので私はあまり大きな事は言えませんが)。
この書籍の発行に先立って行われたシンポジウムの記事にも書いたのですが、これを書く為に色々と調べた中で、私自身大変大きな衝撃を受けました。その衝撃を心に浮かんだ言葉そのままで書くと、「え???日本の医療制度って、もしかしてアジアで一番じゃ無いんじゃない?公平に見て、真ん中か下手をすると其れより下位でしょう。どこよりも早く深刻な高齢化を迎える日本がこんな調子で、本当に大丈夫かいな?」です。私のこの衝撃を共有したいという方、是非1冊5000円というとんでもない値段のこの本をお買い上げ下さい。印税としてその1/10の1/10、すなわち1/100の50円ほどが私の手に入りますので、有り難く日本の医療制度改革の実現に役立てさせていただこうと思います(苦笑-因みに初版は確か2000部でしたので、完売したとして総額10万円ですが・・・)。
尚今回は「共著」でしたが、当選の暁には是が非でも、選挙活動のあれこれを面白可笑しく書きつづった体験談を、一人で書き上げようと思っています(実際当選まではあまり口に出来ませんが、選挙をやると日々予想もしなかった相当程度に面白いことが発生します)。タイトルはずばり「鬼退治には笹団子!」に決めておりますので(東国治さんが、宮崎のマンゴーを宣伝したように、私も当選の暁には笹団子を初めとする新潟の名産を宣伝しまくろうと思っています)この未来のミリオンセラーを是非読んでみたいと思われる方、そろそろ鬼の高笑いにも飽きて「一度くらい鬼の泣きっ面を見てみたい」と思われる方、笹団子を初めとする新潟の名産品の売り上げに少しでも貢献したいと思われる方、是非ご声援下さい(我田引水すみません-苦笑)。
いよいよ選挙も近いし、
不定期のブログは信用に掛けるので
定期的なブログ運営を心がけましょう(・∀・)
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