ニュースの感想
普天間基地は言うに及ばず、経済政策においても、財政問題(国債発行額)においても、天皇の国事行為に関する憲法解釈という国の根本問題においてさえも、民主党鳩山内閣が迷走に迷走を重ねています。
個々の問題点の指摘は稿を改めて行わせていただきたいのですが、私は事の根本は、民主党なかんずく小沢氏が強烈に主張し、国民が拍手喝采を送っているはずの、「政治主導」に有ると考えます。
政治主導-官僚ではなく、国民から選ばれた政治家が、自ら政策を判断し責任を持って実行する-それは理念としては非常に正しいことです。しかしこれが結果を伴うには、政治家に「自ら政策を判断し責任を持って実行する」能力があることが大前提になります。その能力のない政治家が、官僚の専門知識を無視して「素人判断」で政治を運営したらどうなるか、それこそが今正に私達の眼前で繰り広げられている日本政治混迷の現状だと、私は思います。
当たり前のことですが、安全保障には安全保障の、経済には経済の、財政には財政の、憲法には憲法の論理があり、私を含め殆ど総ての政治家は、それら個別の問題のプロではありません。今までの自民党政権が、「プロ」-官僚であり、利益団体でありの声を聞きすぎていたこと、プロの意見、プロの利権にがんじがらめになっていたことは、勿論否定できません。しかし「政治主導」は、プロの既得権益を破り、プロにない発想を実現することであっても、その論理を無視すること-現実を無視することではないはずです。
民主党政権の閣僚の皆さん、小沢幹事長、そして鳩山首相には、自らが素人であることを率直に認め、プロの意見をプロの意見としてきちんと尊重した上で-すなわち現実を現実として正しく認識した上で、それと両立する形で「政治主導」を実現して頂くことを、心より望みます。
どうして毎日毎日、「ホントに日本の政府・政権ですか!?」って疑わしいトピックスが出てくるんでしょうか!?(失笑)
正直、官房長官が噛みつき亀井氏なんだか、(勘違いで思い上がりの)舞い上がり福島氏なんだか、やっぱり旧陸軍的テロリスト小沢一郎氏なんだか訳が分からないです!
(どれも中味が空っぽか内容が怪しいからりダメだけど…)
鳩山政権って「長岡市在住30代」さんが指摘していた通り「先送りでひたすら延命」しかやりよう無い状況ですね…。
「米百俵」って心意気が全て!とは言わない(敢えて言わないでおきましょ!悲しいまでにこの政権にはそんな概念が皆無だから…)にしても、未来への希望が何も持てないし、実際殆どの人に配る希望の種は何も無い。
時々失敗しても正しい道、正論を語る米山さんってば、やっぱり「俺らの杉下右京!」だと思っているんですが…!
皆さん、なんかそう思いませんか!?
テレアサの「相棒」を観る度に、米山さんと杉下右京がダフって見えるんですが…(笑)あれ…こんなんじゃダメですか!?
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