NHKドラマ「坂の上の雲」が好評を博しています。「私達日本人は、明治維新以来欧米という坂の上の雲を目指して努力してきた、ところが高度成長によって欧米並みの経済力を身につけ、『坂の上』に来てみたら、そこには雲はなかった。日本は今何を目指すべきかを見失い、漂流している」、私達は日本の停滞をそんな風にとらえてきました。
しかし私は、現実はもっと厳しいのだと思います。恐らく、私達はもう坂の上には居ません。ゆっくりとではありますが、日本は坂を下りつつあります。そして後ろばかり向いているが故に、新しい空が坂の上に開け、そこにいくつもの白い雲が出ていることに、気付いていません。
坂の上に開けている空、その名前は、グローバリゼーションであり、新興国市場であり、情報化社会であり、環境対応でしょう。そこには、日本以上に上手く対応している国々、企業-白く輝く雲が、既に多数あります。私達は、過去を振り返ったり、目の前の困難に対応するだけでなく、是非目線を上げて、私達に先行する国々に素直に学びながら、日本という社会がこの新しい世界の環境に適応するにはどう変わっていくべきかを、真剣に議論すべき時に来ていると思います。
先日ある会合で米山さんと自民党の県連との関係が囁かれました。このままだと米山さんは自民県連に行く手を阻まれて潰されてしまうのではないかと心配しております。米山さんのような正論の政治家は所属政党に関わらず国民にとって国家にとって絶対に必要だと思います。ここは意に反するでしょうが曲げて選挙民に立場と事情を説明して、民主党から出てはどうでしょうか?ともかくも政界に身をおかなければ米山さんの志を生かしてもらう事が出来なくなってしまいます。何とか考えてみる価値はあるのではないでしょうか。
「小沢氏超える独裁的指導者が自民党に必要」とは、随分刺激的な発言で、舛添さんらしいですね。
自民党と、自民党の地方組織が「まるで別の政党」に見える現状と責任の所在が分からない党のガバナンスの無さを危惧されてるんだな…と受け止めました。
地方組織が「あれもこれも作ります」みたいな「ローカルマニフェスト」を各地で打ち上げて、「勝つ為の選挙」したいのも分からないではないですが、正直「負けから何も学んでいないんだな」って感じます。
各選挙区でのローカルマニフェストは誰が責任を持って担保保証出来るのか不思議です。
日本全体が危機なのに、「他は兎も角、地元だけは…」なんていう候補者が揃ったら、自民党の終焉は明白だと思うのですが?
今年は「正しい事って何なんだろう!?」と一生懸命考える機会を沢山与えられた一年間でした。
仕事も育ちも価値観も年齢もバラバラな仲間と、政治を一生懸命考えてお互いの正義をぶつけ合った実に熱い、不思議な年でした…(笑)
「勝った者が正しいのか?」「正しくても負けたら意味が無いのか?」「勝つ事が総て正しいの?」「多数決は基本だけど勝ったら何でも有りなの?」などなど…青臭い?激突をいっぱいしているうちに、お互いの「大切な価値観」を初めて知る事になりました。
すべては偶然近所の原信で米山さんの演説を聞いてから、他の全部の候補者の演説を聞き、直接質問して触れ合った事から始まりました!(笑)
クリスマス&忘年会をみんな(とは言っても7人ですが)でやって、みんなで一致した事があります。
「それぞれが正しいと信じる道を正々堂々と進もうか!」という事です。(全員尻が蒼いもんで…何もオチがありません。)
坂道の先を歩いている米山さんを私達は追いかけながらみんなで信じて応援しますね!!
私達の足りない頭と熱いだけの気持ちじゃあなぁ?(笑)とは思いますが、正しいと信じる米山さんを私達はずっと師匠だと思っています。
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