ニュースの感想
長岡市で、議員発議で日本酒乾杯条例が提案されるとの報道がなされました。
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単なる意見表明で実効性はないのだからお好きなようにと言うことなのでしょうが、私は正直条例でこういうことを決めることそれ自体に、賛成ではありません。
これから迎える暑い夏、ビアガーデンで乾杯するのはビール以外にないでしょう。
秋の夜長、恋人と語らいながらワインを傾けるのを邪魔するのは野暮でしょう。
クリスマス、家族や恋人とシャンパンを抜いたときのワクワク感を、他のお酒で代替するのは不可能です。
でもお正月、家族だんらんの場では、何といっても日本酒です。
しんしんと雪降る夜に、仲間と鍋を囲むときは、どうしたって熱燗がなくてはいけません。
そして春、色々な新しい仲間と出会った時に、それぞれがそれぞれに好きなお酒、好きなカクテルを頼んでいるのを見ると、それだけで、ちょっと人となりが分かる気がします。
何かと「日本の伝統・地域の伝統」を基準に、公が個人に、あるべき姿、あるべき方向を押し付けることがむしろもてはやされている昨今ですが、人もいろいろ、人生もいろいろ、お酒もいろいろです。
お酒を飲むときぐらい、人からああだこうだ言われず、自由に飲めなくて、何で己が桜でしょう。
長岡市議会の、良識ある判断を期待します。
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