ニュースの感想
昨夜9時30分に福田総理は緊急記者会見を開き、総理を辞任し、自民党総裁選挙を実施すると発表しました。
総理は「先週末に辞任を決意した」とのことですが、その真意はわかりません。窮地に陥った新テロ対策特別措置法の成立問題や、太田農相の事務所経費問題をはじめ、公明党との不和、支持率の低迷など、推測しうる理由を数え上げればキリがありませんが、永田町やマスコミ報道は別として国民にはどのように映ったのでしょうか。民主党代表選挙が無風となり、小沢代表の立候補表明日に合わせた今回の辞任劇は、ある意味では絶妙のタイミングともいえます。
本命視されている麻生幹事長に対し、様々な候補の擁立が予想され、当面はマスコミの自民党総裁選挙の報道(露出)が増えることでしょう。新総裁で自民党支持率が民主党を上回った時、解散総選挙の可能性が一挙に高まると思われます。
まさに“一寸先は闇”の政局です。
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