11月30日投開票が見送られた次期解散総選挙の日程について様々な憶測が飛び交っています。
しかし、当面の景気対策や来月の緊急サミットの行方、あるいは第2回目の緊急サミットを東京で開催ともなれば、景気や世論の動向を見ながら、不意打ち的に解散をする可能性も全く否定することはできません。民主党との攻防もより一層激しくなるでしょう。大方の予測以外の時に解散に打って出るのではないかと勘ぐりたくもなります。
いず…
久々にすごい本に出会いました。
それは、この10月に徳間書店から出版された三輪太郎氏(元週刊文春記者:「90年『豊饒の海』あるいは夢の折り返し点」で群像新人文学賞受賞)の『マリアの選挙』です。
「マリア」というタイトルからしてサプライズですが、ストーリーはこれまでの“選挙もの”とはひと味もふた味も異なる実に新鮮な本です。
三輪氏は選挙を熟知しており、選挙の実践の勉強にもなる奥の深い、読み応えある一冊です…
来月11月15日に主要国(G8)と新興国の20カ国の首脳が一堂に会し、緊急首脳会議(サミット)がワシントンの国立建築博物館で開催されます。因みにこの会場は今年6月に、ヒラリーが大統領選挙からの撤退表明をした場所です。
そして第2回の会場として、ブッシュ政権最後の日本(政府与党)への置き土産? として、東京での開催が喧伝されています。20カ国の首脳が集まるとなれば、世界中のメディアの目が東京に集まり、…
1月20日前の解散がないとなると、様々なケースが予測されます。
公明党の都議選最優先を考慮すれば、都議選と同日選挙も考えられます。しかし、そこまでいくとなれば、解散さえしなければ麻生総理はサミットに出席できるわけですから、サミットに出て、任期満了直前の解散というのも一つの見方でしょう。
いつであれ、解散すれば自民党は現状より相当数の議席を失うことが予測されるわけですから、選挙後の総裁辞任は必至となるで…
今朝、麻生総理は11月30日投開票を含む、年内の解散総選挙を延期する意向を示したとの報道がありました。
これは迫り来る世界的な経済危機の中で、11月4日のアメリカ大統領選挙と同時選挙をやっている場合ではないということでしょう。しかし、年内はないといっても、それは1月・2月なのか、3月・4月なのか、6月の東京都議会議員選挙と“同日選挙”になるのか、あるいは限りなく任期満了近くになるのか、全く予想がつか…
ブラッドリー効果とは、1982年のカリフォルニア州知事選挙で、事前の各世論調査で黒人の元ロサンゼルス市長トム・ブラッドリーが、共和党の白人候補デュークメシアンを圧倒しながら、結果はデュークメシアンが勝ったことに由来します。
そこから、今、世論調査で「オバマ」と答えていても、投票する時は「マケイン」という人がかなりいるのでは、という分析もみられます。しかし、当時と異なり、今の世論調査のほとんどは面接調…
過去の民社党、新自由クラブ、日本新党に共通していること、それは人の顔は違っても政策の中味はほとんど自民党と変わらないことでした。したがって、有権者から見れば政権が交代することによる不安は少ないものの、大きな変化を期待することは難しかったと思います。
大詰めを迎えているアメリカ大統領選挙では、ブッシュからオバマになれば大きな転換が期待されています。
“確かな野党”という言葉がありますが、私から見ると、政…
11月30日投開票は遠のいたと言われ出しました。
テロ特措法は衆議院を通過したため、参議院で否決されても今月末には成立します。これで麻生総理は11月4日に決まるアメリカ大統領に正面から胸を張って会えるわけです。1月15日の期限延長の“公約”を果たしたわけですから、外交面では得点を稼いだことになります。
こうなると、あとは公明党との信義を大切にすれば選挙はいつやっても(或いは任期満了まで)いいという状況…
今朝のフジテレビ「めざましテレビ」に出演しました。政党のインターネット放送に関するコーナーで、なぜ公職選挙法でインターネットが規制されるのか、という疑問に私が答えたものです。
今の公職選挙法ができた昭和25年当時はインターネットがなく、動画(DVDやビデオを含む)はもちろん、街頭のビジョン広告、そしてインターネットも、公選法では「文書図画」という範疇に該当すると拡大解釈され続けているのです。
「選挙運…
昨日、麻生総理は西早稲田のスーパーマーケット視察や、高田馬場駅でタクシー運転手と談笑し、小沢代表は原宿のスタジオでインターネット放送に出演するなど自民・民主両党の党首自らの“選挙向けの活動”が報道されています。
両方の現場にいた著名なカメラマン氏によると、西早稲田のスーパーは場所が不便にもかかわらず、かなりの人だかりで、多くの若者が携帯電話で総理の写真を撮っていたとのことです。一方、小沢代表の方は原…
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