注目された21日投開票の長崎県知事選は、大方のマスコミ世論調査結果通り、自民・公明が支援する前副知事で新人の中村法道氏が316,603票(投票率:45.3%)の支持を集め、民主・社民・国民推薦の前農水省改革推進室長で新人の橋本剛氏(222,565票・得票率:31.8%)を大差で破りました。候補者の玉の違いはあったにせよ、昨夏の総選挙時のような民主の嵐は完全に止まったといえます。
そうした状況を踏まえ…
鳩山首相は18日、小沢幹事長に「お互いに国民の皆さんに向かって、必要ならばもっと説明する努力をしましょう」と電話で伝えたといいます。笑止千万な話ではないでしょうか。
大体、こんな大事な話をなぜ電話でするのでしょうか? 鳩山氏は総理であると同時に、幹事長の上司である党の代表です。電話ではなく、なぜ小沢幹事長を呼びつけ説得することができないのでしょうか。
企業に例えれば、トップの社長と専務取締役あたりに金…
無党派層の今後の行方を占う一つの要素である2月21日投開票の長崎県知事選挙。
マスコミ調査によると、現在の情勢は自民・公明が支援する前副知事の中村法道氏が、民主・社民・国民推薦の前農水省改革推進室長の橋本剛氏を「一歩リード」と報道されています。
知事選で一番大切な要素は「候補者の資質」です。おそらく中村氏の方が玉としていいのでしょう。同時に民主党の「政治とカネ」問題等により、有権者、特に無党派層の反・…
私は鳩山邦夫氏の「4月新党立ち上げ説」は、“あまり俺を追い込むと党を割って出るぞ、だからこれ以上俺を追い込むな”という喧伝のように見えます。
“追い込む”とは、即ち鳩山由紀夫首相を糾弾するなら母親から同額もらっていた邦夫氏も「同罪」だから、離党勧告なり、政倫審なり、除名処分なりを自民党として考えるべきという動きです。
政治資金規正法か、所得税法、あるいは生前贈与による相続税脱税かを問わず、有権者からす…
本日発売の週刊現代に鳩山邦夫氏が、散々兄の鳩山由紀夫首相を批判した挙句、編集部の「いよいよ4月決起?」という問いに、明確に「はい、4月です」と答えています。
政局という点では、3月の予算が上がり次第、様々な動きがあるとは思います。しかし、普通なら、新党立ち上げは、まず「こういう日本にしたい!」という錦の御旗があり、次いで“同志”が集まり、そしてめでたく(?)「立ち上げ宣言」だと思います。
はじめから期…
小沢幹事長は党執行部内での影響力を残す体制を築いてから幹事長辞任、また一部の報道によれば、司法取引で議員辞職するとも言われています。
しかし、これだけ内閣支持率が下がってくると、ちょっとしたハプニングや日米関係、特に5月の普天間飛行場移設問題の対応次第で、それこそ内閣支持率が30%を切る可能性も出てきました。また、小沢氏が居座り続ければ、政党支持率もジワジワと下がってくることでしょう。
そこで浮上する…
今朝の情報番組で、三反園訓氏が小沢さんが辞めない理由について、「自分(小沢)が辞めれば次のターゲットは鳩山となる。だから鳩山を守り、参院選で勝つことが自分の使命」という趣旨の解説をしていました。
それが事実だとすれば、ここは野党の出番です。そもそも選挙で一番大切なことは世論の動向です。だから選挙前の増税論は古今東西タブー視されているのです。これだけ各マスコミの世論調査で鳩山内閣の支持率が下がり、小沢…
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