今年は政界にとどまらず、民でも”偽”が横行しました。
しかし、偽装事件で発覚したのは氷山の一角にすぎません。ホッと胸を撫で下ろした経営者もゴマンといることでしょう。
しかし、そもそも行き過ぎだな、と思うこともたくさんあります。たとえば民間でも、そこそこの企業の社長が 営業第一部のコンビニ1000円の領収証が2重にコピーされている云々で株主総会で答弁させられたり、役員会で問題になるでしょうか?
国会議員や…
今、発売中のサンデー毎日の新春合併号と、新年号(1月7日発売)の2号にわたり次期総選挙の全選挙区当落予測を掲載しています。
衆議院小選挙区は参議院とは異なり、日常の活動量がモノを言う世界。日頃から足で稼いでいる自民党候補には根太さがあります。比例は年金問題での自民首脳発言によるダメージで民主に軍配が上がりそうな気配。それでも公明党を加えれば、与野党逆転には至らず、政権交代とはならないでしょう。
たとえ…
サンデー毎日の年末年始合併号(12月25日発売)に次期総選挙の全選挙区当落予測第一弾(東日本編)を掲載します。政治評論家の森田実先生、明治学院大学法学部長の川上和久先生との鼎談も交え、解散時期、今後の政局を踏まえ、300小選挙区の予測を行ないます。
従前からの当落予測での業績評価による地方の選挙分析ネットワークの駆使に加え、今回は最近、選挙参謀内で使い勝手が良いと評判の「オートコール調査」のわが国最…
選挙期間中の凄まじいネガティブキャンペーンにもめげず、韓国の次期大統領に李明博氏(前ソウル市長)が国民の約半数の支持を取り付け当選しました。
実はその投票日当日、TBSラジオの取材で面白いことがわかったのです。現在、詳細については確認中ですが、何と韓国の選挙プランナー氏が李候補(を好きになる)“香水キャンペーン”、即ち“におい”で選挙に勝つ作戦を展開したというのです。
“候補者を好きになるにおい”とは…
私は選挙戦の中で候補者の「外見力(人間の外見によるアピール力)」の向上(イメージアップ)には特に力を入れています。
最近の選挙では候補者の「外見力」を高めるためのメディア・コンサルタントやアドバイザーといった人たちも増えてきましたが、この「外見力」とは、選挙の世界のみならず一般社会においても人間関係の形成や仕事上の強い味方となるはずです。人に対し好印象を与え自分の評価を高めることこそ選挙運動の第一歩…
来年1月10日告示、同27日投開票の府知事選に橋下徹氏が出馬しました。何となく都知事選での浅野史郎氏を彷彿とさせる出馬劇です。
私は今回、どちらにも関係しませんが、心情的には橋下氏にはやや抵抗を感じます。なぜならマスコミに対し“嘘”をついたからです。「200%、20,000%出馬はない」と言っていた時点で既に水面下では出馬に向けた準備が進んでいたわけです。
マスコミに真実を隠すことは許されても、嘘は許…
年末年始は忘年会や新年会をはじめ、選挙前最大の〝有権者と出会う機会の最も多い時期〟です。そこで今回は年末年始に向けたキャンペーングッズについてご紹介しましょう。
●名刺
ライバルもこの機会を逃すことなく会う人会う人毎に名刺を配りまくります。そこで少しでも目立つ、印象に残る名刺を渡したいものです。二つ折りや三つ折り名刺で、名前と顔を目立たせ、あなたの最低限訴えたいことが明確に伝わるような名刺を作成してみ…
来年1月10日告示、27日投開票の大阪府知事選を目前に控え、太田府知事が墓穴を掘ってしまいました。意外に簡単に「断念」したな、というのが率直な印象です。
大阪のような大都市を抱える自治体でも、政党に見放されたら勝てないということの証しにもなりました。政党に支援されたから勝てるというものでもありませんが、政党に見捨てられたら勝てない、ということのケーススタディといえましょう。
そして、昨今の選挙戦に於い…
既に多くのマスコミでも疑問を呈されていますが、料亭「濱田屋」で行われた宴席に額賀大臣が出席していたかどうかという意味はどれだけあるのでしょうか? 情況・事実の検証は、今のところ自民に軍配といったところでしょう。
先日、自民党本部で異例の記者会見を開いた元国務省のジム・アワー氏は日米関係に於いて親日・知日派を代表する貴重な人材であり、私も二度ほどお目にかかったことがあります。安全保障のキーマン、著名人…
私の大好物(新幹線に乗る時は大体買っています)の横浜崎陽軒の食材表示順序がJASの指示と異なるということで、新聞紙上に大きく「崎陽軒も偽表示」という見出しが掲載されていました。
私たち消費者はJASの定める食材表示順序(原材料を多く使っている順番に表示することになっているらしい)など、これまで全く知りませんでした。その上、正直なところ何の関心もありません。本件は、度重なる悪質な賞味期限の偽装や産地偽…
最近のコメント一覧