以前、本項で既報(1月16日付)のように、27日、ニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーグ氏が大統領選への不出馬を正式に表明しました。
しかし、今になって正式に表明したということは「マケインがこけたら出よう」、あるいはお鉢が回ってくると思っていたのかも知れません。
とにかく、私はこれで共和党のサプライズはライス国務長官の副大統領候補擁立くらいしかなくなったように思います。
与野党の激しい攻防が繰り広げられているにもかかわらず、防衛省のイージス艦やポスト福田、ポスト小沢の方が話題になっています。
この分だと、喧伝された3月・4月危機はなくなったようです。しかし7月の洞爺湖サミットが無事に終わっても、自民・民主双方に“切り札”があるとは思えず、11月のアメリカ大統領選挙までは、日本の政局も大きな波乱なしで推移しそうな気配すら漂っています。
一方、アメリカでは3月4日のミニ・…
中国製ギョーザ中毒事件に端を発し、今、中国産食材の危険性が叫ばれていますが、これは少し前の耐震強度偽装事件と同じだと思います。あの時も、政府や専門家は他には絶対にありえないと公言していたにもかかわらず、その後ポロポロと他の事例が出てきたことは記憶に新しいことです。
確かに今の中国産の食材が恐いことは事実です。しかし、それは中国産に限ったことではありません。たとえば、米国産のグレープフルーツやオレンジ…
昨日、都内のホテルで行われた東国原氏 vs 菅直人氏の道路特定財源に関する公開討論会はかなり面白かったようです。
急な日程の変更等で東国原氏が民主党に痛烈な先制パンチを浴びせたようですが、確かに相手が仮に石原都知事だったら同様の扱いを民主党がしたかどうかも、ひとつのバロメーターでしょう。
東国原氏というキャラクターを云々する前に、114万宮崎県民の代表ということを忘れてはなりません。しかも民主党が宮崎…
3月4日のミニ・スーパーチューズデーで民主党の大統領候補が決まるといわれています。前評判ではオバマ優勢ですが、大統領選挙は何でもありのPR合戦だけに、まだまだ一寸先は闇です。
対する共和党はロムニー候補の撤退により、一足先にマケインに決まりそうですが、ベトナム戦争の英雄相手では勢いに乗る“チェンジ”のオバマでも歯が立たないでしょう。
ライス国務長官はキュート(魅力的)な女性かつ黒人。民主党が黒人のオバ…
メガ・チューズデーで決着がつかず、「ヒラリー対オバマの決着は長期化か?」という報道が多いですが、私は遅くても3月4日の「ミニ・チューズデー」、即ちあと1ヶ月以内には間違いなく決着がつくもののと見ています。今、面白がってオバマ、オバマと囃し立てていますが、私はヒラリーで決まりと思います。
大体、メガ・チューズデー直前のCNNをはじめとするマスコミの世論調査、たとえばカリフォルニア州での「オバマ49%、…
いよいよメガチューズデーを迎えました。
これまでは3月のスーパーチューズデーが大統領選の天王山といわれてきましたが、今回は前倒しが増え(前倒ししないとメディアに注目されないため)、何と今年は全米50州の内、民主党は22州、共和党は21州で予備選・党員集会が2月5日に集中し、メガチューズデーと呼ばれています。
文字通り、今日で民主・共和両党の大統領候補がほぼ決まり、今後は副大統領候補の行方が注目されるで…
最近のコメント一覧